バッカルコ〜〜〜ン!

この記事は約3分で読めます。

関西に行くと、ちょいちょい言われるのが「バッカルコーン、知ってます?」。

バッカルコーン。

ヒラヒラと美しく舞う姿から”天使”と言われるクリオネは、
その素敵なネーミングも手伝ってダイバーの憧れ的存在。

しかし、ダイバーにはわりとよく知られているように、
クリオネはエサをとるとき、頭を爆発させて(いるように見える)、
中からバッカルコーンという触手が出てきてエサをガブっと捕まえるという、
エイリアン顔負けのパンチの聞いた食事をする。
「クリオネさん、かわいい〜」と言っていた子供も泣き出す破壊力。
■クリオネについて→こちら

なぜ、そんなクリオネのバッカルコーンに関西の方が反応するのだろうと、
聞けば、テレビの天気予報のが「燃えろ!バッカルコーン」なのだという。
なんのこっちゃ?と見てみると、関西はやっぱり文化が違うなと(笑)。

■燃えろ! バッカルコーン クリオネくん

http://www.youtube.com/watch?v=q-HSeqpjYFM

■燃えろ! バッカルコーン2 クリオ姉さん

http://www.youtube.com/watch?v=Kc50vlH6DJ8

「衝撃過ぎる!」「なんか、深い……」「ってか、天気予報が頭に入ってこないし!」
という反響の声が続出。

■ちなみに、リアル・バッカルコーン

http://www.youtube.com/watch?v=CiXbk3-0N_0

関西の方にはわりと有名らしいが、関東までその名がとどろくことになった、
バッカルコーンの立役者といえば、しょこたん。
ブログでもバッカルコーンを連呼→こちら
スカシカシパンといい、しょこたん素敵。やっぱりダイバーのアイドルですね。

僕の感触では、関東におけるバッカルコーンの認知度は、
関西における”ちくわぶ”の認知度くらい。
逆にいえば、関東ダイバーが知っていたら「え!知ってるの?」となるかも。

関西ダイバーに海で会ったら、
ぜひ、バッカルコーン話をぶっこんでみてください。

困ったときの「一家に一台たこ焼き器」「ご飯&お好み焼きセットはW炭水化物」話に代わる、
異文化交流のきっかけになるはずです。知らんけども。

 

\メルマガ会員募集中/

週に2回、今読んで欲しいオーシャナの記事をピックアップしてお届けします♪
メールアドレスを入力して簡単登録はこちらから↓↓

writer
PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
  • facebook
  • twitter
FOLLOW