フィリピン(レイテ島)への支援金の募集と、現地での援助活動(第6回)

セブ島から台風被災地レイテ島への援助活動を行いました

この記事は約3分で読めます。

セブ島からレイテ島への救援物資の運び込み(撮影:越智隆治)

BLUE CORALとオーシャナで共同告知して、皆様から集まった支援金を、BLUE CORALのヒロさんやスタッフと一緒に、援助物資購入に充てて、早速、物資受け入れ先まで運び込んだ。

※支援金のお願いをした告知記事はこちら。
台風被害に遭ったフィリピンへの支援金を募集!現地ですぐに物資に変えます|オーシャナ

援助金受け入れの告知から一晩で集まった金額は、約40万円。
この日は、セブ市内の大型スーパーで、約35万円分の援助物資を購入。

セブ島からレイテ島への救援物資の運び込み(撮影:越智隆治)

購入内容は、ミネラルウォーター、ジュース、缶詰類、日持ちする食料やお菓子類、バスタオル、生理用品、歯ブラシなどなど。
軽トラックいっぱいに積み込んだ物資を援助物資受け入れ先へ。

セブ島からレイテ島への救援物資の運び込み(撮影:越智隆治)

援助物資を受け入れて、レイテ島のタクロバン市まで運んでいるのは、フィリピンの民放テレビ局ABS-CBN。
同セブ支局のスタジオ内や敷地内には、セブ島全域から集まった、援助物資と多くの学生ボランティアであふれかえっていた。

セブ島からレイテ島への救援物資の運び込み(撮影:越智隆治) セブ島からレイテ島への救援物資の運び込み(撮影:越智隆治) セブ島からレイテ島への救援物資の運び込み(撮影:越智隆治)

炎天下の中、男性ボランティアたちは、仕分け前の物資をトラックから下ろしたり、仕分けされた物資をトラックに積み込む力仕事を。
女性たちは、物資が個人に行きわたり易いように、小さく仕分けしてビニール袋に詰める作業を黙々と続けていた。

セブ島からレイテ島への救援物資の運び込み(撮影:越智隆治) セブ島からレイテ島への救援物資の運び込み(撮影:越智隆治) セブ島からレイテ島への救援物資の運び込み(撮影:越智隆治)

集められ、仕分けされた物資は、フィリピン軍の軍用機や船、または、民間の小型飛行機、船舶に載せられて、現地へと運ばれる。
現地での受け入れは、同テレビ局のタクロバン支局社員、軍隊、経験豊富な少数のボランティアたちが行い、被災者に支給される事になっている。

今日も、同テレビ局に集まった物資は、1日ですでに20以上のコンテナーに積み込まれて、セブ島の隣にあるレイテ島のタクロバン市まで運ばれたそうだ。

レイテ島までは、セブ市内から高速フェリーで1時間半ほどの距離。
被災地への援助物資受け入れの最前線とも言える。

テレビ局の担当者に、「今何が一番必要か?」と質問したところ、「水とお米」とのこと。
それに、物資を仕分けするのに必要な小さなビニール袋だとか。

東北の被災地への物資援助のときも、時とともに必要な物資が変わってきていたので、今後も現地が何を必要としているかを確認した上で、物資を購入して、受け入れ先に持って行けるようにしたいと考えている。

同テレビ局では、寄付金も受けつけているため、今後、現地での物資要求が複雑になってくる場合には、状況によっては、皆様から寄付して頂いたお金は、そちらへ寄付する可能性もあることをご理解ください。

引き続き、支援金のご協力は、以下にお願いします。

ジャパンネット銀行
すずめ支店
普通口座 2048472
ド)イーストブルー

※お振込の際、できれば「振込人名」の冒頭に「シエンキン」と付記ください。

重ね重ね、皆様のご協力に感謝いたします。

BLUE CORAL代表・下釜宏 
合同会社EAST BLUE(オーシャナ)代表・越智隆治

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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
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