土石流災害から1ヶ月。伊豆大島ボランティアレポート

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伊豆大島ボランティア

ボランティア&ダイビング企画で、伊豆大島に来ています。
2013年11月16日(土)の本日、ガイドを含め20名のダイバーで、ボランティアセンター主催の陸上ボランティアに参加しました。

■6:00
かめりあ丸での参加者が伊豆大島・岡田港に到着。

伊豆大島ボランティア

■8:00
最も被害の大きかった元町神達(かんだち)エリア中心に、被災状況を視察。

伊豆大島ボランティア

土石流の通った川沿いは特に被害が多い

伊豆大島ボランティア

■8:30
ボランティアセンターへ。
最終的におよそ400名のボランティアが集まり、集合場所は人であふれています。

土砂かきを中心とした、ボランティア要請のある場所と人数が発表され、センターの方によって受け持ちの場所を振り分けられます。

伊豆大島ボランティア

■10:00

ダイビングチームは川沿いの、土砂がたまったままのエリアを担当。

伊豆大島ボランティア

土石流でひしゃげた鉄柵

伊豆大島ボランティア 伊豆大島ボランティア

いざ、作業開始。

伊豆大島ボランティア

作業内容は、土砂かきを中心に、土嚢のつめかえやゴミ拾いなど。

伊豆大島ボランティア 伊豆大島ボランティア

■10:30
高速船チームが岡田港に到着し、宿に寄った後、すぐに現場へ合流。
作業をした後、昼食。

昼食は、地元の方々が炊き出しでとん汁をふるまい、おにぎり、お菓子、ドリンクなどなど食糧はとても充実しています。

伊豆大島ボランティア

■12:30

土石流災害からちょうど一月後のこの日、亡くなった方に黙とうが捧げられました。

伊豆大島ボランティア 伊豆大島ボランティア

■13:00
午後の作業開始。
ひたすら土砂をかきだします。

伊豆大島ボランティア

皆、慣れない作業を黙々とこなしいきます。
大勢で一気に作業を行なうので、目に見えてみるみるきれいになっていく様子を見るのは嬉しいものです。

■15:00
ボランティア作業終了。

伊豆大島ボランティア

宿に戻り、温泉に入ったり、買い出ししたりで疲れを癒します。

■17:30
BBQスタート。

今日はお疲れ様でした!

伊豆大島ボランティア

自衛隊が撤退し、被災からちょうど一月が過ぎ、一区切りを迎えた大島。
現地でも「そろそろボランティアの受け入れ終了も検討している」というように、温度差はあるものの、現地で話を聞いた限りでは、徐々に前向きな方向へ進んでいる雰囲気を感じました。

伊豆大島ボランティア

今日は、ただ事実をレポートしただけですが、明日のダイビングをして、企画終了後に、皆さんのコメントと共に振り返りたいと思います。

伊豆大島ボランティア
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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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