器材は買ったほうがいいですか?

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「器材は買った方がいいですか?」とよく聞かれる。

そりゃ何事も趣味を極めようと思えば、道具にはこだわりたい。
フィット感はもちろん、器材に慣れるまでのストレスや
「大丈夫かな?」という不安がないことは大きい。

また、ずっと趣味として続けるのであれば最終的にお財布にも優しい。
例えば、1日のフルレンタル代が5,000円だとして5日間で25,000円。
10回も行けば元は取れる。

というようなことを雑誌でもよく書いてきたし、
メーカーやショップなど業界側にとっても器材が売れるかどうかは死活問題。

しかし。

「年に1,2度潜れればいいので買うのはもったいない」とか
「海外に持っていくのは重くて大変」という気持ちもうなずける話。
それに、「ダイビング器材を買わないと安全が脅かされる」というような
不安をあおるセールストークもどうかと思う。
レンタル器材でも十分に安全に潜れる。でなければ困る。

こうしたレンタルの要望に応えるように、
近場でも海外でもレンタル無料の頭の柔らかいお店は徐々に増えている。
まずは間口を広げることはお店にとってメリットがあるし、
レンタル無料で「ダイビングは器材が高い」という敷居を下げてあげれば、
ダイバーが増える可能性もある。

誤解しないでいただきたいが、僕も安全云々というより、
「ダイバーなら器材くらい持とうよ」と単純に思っている。

では、なぜこんなことを書いているかと言えば、
「これからの海外ダイビングは低価格(無料)レンタルの時代になるのでは?」、
「実は、本当はみんなレンタルがいいのでは?」、
「というか、すでにレンタル時代なのかも」などと勝手に夢想し、
ダイビング多様性を提案する身としては、
レンタルのススメもありではないかと思い始めていたから。

“器材はお店にあるもの”ということになったらダイバー増えるかも!?

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