スリランカ ホエールウオッチング 北東部海岸トリンコマリーと世界文化遺産を巡る旅

Sri Lanka / スリランカ

内戦が終結してツーリストに門戸が開かれ始めた未会開の海へ、世界文化遺産を巡りながらのリサーチダイビング!

Photo&Text
越智 隆治
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Sri Lanka / スリランカ

内戦が終結してツーリストに門戸が開かれ始めた未会開の海へ、世界文化遺産を巡りながらのリサーチダイビング!

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世界文化遺産の多く残る仏教国スリランカ。
1983年から26年間続いていた内戦が2009年に終結し、ツーリストに対しての北部地域への門戸が開かれ始めた。
そんな未開の海へ、世界文化遺産を巡りながらのリサーチダイビングに赴いた。

そこで見たものは、マッコウクジラとシロナガスクジラが同じ海域で生息するという衝撃的なシーンだった!
まだ見ぬ海には、どんなアンダーウォーターワールドが広がっているのだろうか。

目的地トリンコマリーは、コロンボから8時間!?

スリランカの古都キャンディ(撮影:越智隆治)

人々が集まってきたのは、古都キャンディの青空市場の入り口

スリランカの情報源は、「地球の歩き方」のみだった。
今回に限っては、当然のように空港で手に入れたガイドブックを握りしめて機内へと搭乗した。

自分にとって、初めて訪れたスリランカ。
これだけあちこちの国へ訪れていても、やはり初めて訪れる時には、それなりに緊張もするし、まだ見ぬ異文化とそこに住む人々、そして自然に対して期待もする。

スリランカの花(撮影:越智隆治)

リゾートには、あちこちにこうした花のデコレーションがある

今回の目的地となる、トリンコマリーは、コロンボから車で約8時間と聞いていた。
地図を見る限りでは、距離にして、コロンボから約150km。
平均時速50kmで走ったとして、3時間だ。
ということは、相当に道が悪いのか……。

「内戦も終わり、今は北西部へ向かう幹線道路を奇麗に舗装するための工事があちこちで行なわれているんです」。
トリンコマリーまでの車の運転を担当してくれたサムが説明してくれた。

スリランカの幹線バス(撮影:越智隆治)

幹線バスだと、コロンボから8時間かかる

今回の旅では、目的地トリンコマリーまでの間に点在する世界文化遺産を取材して回ることも、目的の一つだった。
なので、尚更「地球の歩き方」にお世話になることに。
助かったのは、ドライバーのサムが、国公認のガイドの資格を持っているために、世界遺産の知識が豊富だったこと。
おまけに、最近カメラを購入し、撮影に凝っているため、足早に世界遺産を回らなくてはいけない僕のために、どこが写真映えするかを、意外と的確にアドバイスしてくれたことだ。

スリランカ、ビンナワラ・ゾウの孤児園(撮影:越智隆治)

ビンナワラ・ゾウの孤児園。川で水浴びをするゾウたち。

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