水中カメラマン・中村卓哉の“この一枚” ~パプアニューギニア・ワリンディ~

2014年10月、ワリンディ(キンベ湾)を訪れた、水中カメラマンで、パプアニューギニア大使でもある中村卓哉さん。
豊穣の海で撮影した数あるシーンの中から、特に印象に残った“この一枚”を紹介していただきます。

パプアニューギニア・ワリンディ(撮影:中村卓哉)

ニューギニア島の北に位置するニューブリテン島のワリンディ(キンベ湾)一帯は、世界一サンゴの種類が豊富だと言われている。
その数およそ530種。
世界中からサンゴの研究者たちが研究に訪れるような海である。

やはりこの海へ訪れたら、健康的なサンゴ礁とそこに群れるコーラルフィッシュをワイドで押さえたい。
中でもパープルビューティーの群れはとにかく美しい。
サンゴの上を覆い尽くさんばかりの群れがここでは当たり前に見ることができてしまう。

サンゴを撮影するなら「ノースエマ」というポイントが良いだろう。

エダサンゴ、テーブルサンゴなどのスケールも迫力に満ちており、どこを切りとっても絵になってしまう。
それはまるで天然のアクアリウム。
まさに南国の美しい海のイメージそのままなのである。

晴れた日には太陽光が届くような浅瀬に注目してもらいたい。
パープルビューティーの美しい紫色の体色が一際鮮やかに見えるのだ。
ぜひ、この癒しの光景を実際に潜って見ていただきたい。

中村卓哉(なかむら・たくや)

水中カメラマン中村卓哉プロフィール

1975年、東京都生まれ。
10歳のときに沖縄ケラマ諸島でダイビングと出合い、海の虜になる。
現在、フリーランスの水中カメラマンとして新聞や週刊誌などにコラムを掲載。
講演や写真教室などの活動も行っている。
主な著書に『わすれたくない海のこと 辺野古・大浦湾の山・川・海』(偕成社)、『海の辞典』(雷鳥社)などがある。
アンバサダーとして、パプアニューギニアでも精力的に撮影している。

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PROFILE
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