ログづけ・・・勘違いしてませんか?

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ダイビング後、ログブックにダイビングの記録をつけることは
ダイバーとして、自分のダイビング記録を証明するために必要なこととなっている。

あちこちに出かけるたびに、ダイバーの皆さんが素晴らしいダイビングログをつけていて、
感動させられるばかり。
ダイビング中に見た魚をカラフルな色付きのイラストにしていたり、
たくさんのダイビング仲間のサインやコメントをもらっていたり、
パソコンで写真を組み合わせて、一目でそのポイントで見た魚がわかるようになっていたりと、
勉強させられることが多い。

だが、一方で、はてな?な状況に出くわすことも。

インストラクター「はい、ではログづけをしましょう。今日の1本目のダイビングはポイント名は『○○』。エントリー時間は10時10分、エグジット時間は11時2分。潜水時間52分ですね。平均水深は13.5m、最大水深は26m、透明度は20mですね・・・・」

皆、黙々と言われたままにログブックに、インストラクターが発表するデータを記録している。

えっ!?
ちょっと待った〜っ!

エントリー時間やエグジット時間はおおよそ合っているとしても、
個人個人でちょっとずつ違うはず。
ましてや平均水深、最大水深は、インストラクターとまったく同じ行動をしているわけではないので、
微妙に違う。
見れば、皆さん、ダイブコンピュータをちゃんと携帯している。
自分のダイブコンピュータにメモリーされているデータを書けばいいんですよ〜!

透明度は確かに素人が見てもわかりにくいので、
統一見解としてガイドが教えてくれたデータを書いておくのがいいとは思うのだが、
潜水時間、水深関係は、やっぱり個人のデータを書くべきだ。

これは「ダイブコンピュータが読めない」ということも原因なのかもしれない。
ダイブコンピュータにログメモリーの機能があるのだが、
その表示方法がわからないという話もよく聞く。

また、日本人ダイバーのインストラクター(ガイド)への依存心の高さを証明している出来事ともいえる。

以前、とある一般ダイバーが
「どこそこへ行ったんだけど、あそこのショップはまったくログづけをしない。けしからん! なんでそんなお店を雑誌で紹介するのか!!」
とクレームを言ってきたことがある。

日本では、ダイビング後にログブックをつける時間(ログづけの時間。”ロギング”などとも呼ばれる)を設けているダイビングショップ(ダイビングサービス)が多いが、
これは”サービス”としてダイビングショップが行っているだけのことで、日本特有のものである。
その習慣を身に着けているガイドが海外へ行き、そこのショップではログづけの時間を設けている場合もある。

でも、個人が確立している海外では、ログは個人個人がつけるものであって、みんなで一緒につけることなんて想定外なのだ。
前述のダイバーはそのことがわかっていないから、おそらく文句を言ってきたのだろう。

ログはあくまでも、自分のダイビングを記録しておくためのもので、
みんなで一緒につけるのは、”お楽しみ”の一環。
ログづけをしないダイビングショップやダイビングサービスがあるからといって、
それは決して”正しくない”ということではない。

逆にいえば、ログづけの時間に参加しないダイバーがいるからといって、
そのダイバーが悪者というわけではない。

でも、それを踏まえたうえで、やっぱりログブックはつけておくべきなんだけどね。


ラパスの《バハ・パラダイス》でのロギング風景。ここではしっかりとログづけの時間を設けてくれていた

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