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紀伊半島の白浜沖にオニヒトデ大量発生閲覧無制限

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和歌山県白浜町の沖にある四双島で、オニヒトデが大発生しているようです。


>白浜町沖約1キロに位置する四双島の周辺海域に生息するサンゴ群落に、サンゴを食害するオニヒトデが異常発生していることが、和歌山大学と環境団体の調査で分かった。放置すれば四双島周辺は元より、そこから3キロ北の沖ノ島周辺にある人気ダイビングスポットのサンゴ群落「ニシザキサンゴ」にも食害の可能性が出るとして、田辺市や県に対策を呼び掛けている。

 和大経済学部経済計測研究所スポーツマネジメント研究会と、県沿岸部の環境問題に取り組む紀州灘環境保全の会(本部和歌山市、会員30人、中家勝之会長)が10日、田辺市役所で調査結果を発表した。

 四双島周辺にあるサンゴ群落の調査は、紀州灘環境保全の会の会員らが6月の6、13、19の3日間実施した。

 6日は調査面積400平方メートルでオニヒトデ21匹を確認。1ヘクタール当たりのオニヒトデに換算すると525匹となり、自然許容(15匹以下)、異常発生(30匹以上)を大きく上回った。13日には700平方メートルで38匹を確認、1ヘクタール当たりの換算で542匹に上る。19日には200平方メートルで10匹を確認、1ヘクタール当たりの換算で500匹に上った。

 紀州灘環境保全の会の中家会長(53)によると、このまま放置すれば四双島のサンゴ群落をはじめ、80種ほどのサンゴがあると推測される「ニシザキサンゴ」にも近い将来、オニヒトデの異常発生とそれに伴う食害被害が起きる可能性があるという。

 オニヒトデ1個体が1年間に食するサンゴは5〜13平方メートルと考えられており、オニヒトデが異常発生すれば半年ほどの食害でその後の回復が困難になるという。

 串本町沖のサンゴ群落でも2004年にオニヒトデが大量に発生したが、ダイバーによる駆除で個体数が減少している。

 今後の対策として、保護海域を特定し集中的に駆除活動を行う▽オニヒトデ集団の動態調査や駆除の実施機関を統一させる—などを挙げた。

紀伊民報より)

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