ラパスクルーズ最終日「やっぱハンパない」

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ついにクルーズ最終日。起きてみると雲が厚く垂れこめているものの、風もなく雨も降っていない。まあ湾内だから風も波も穏やかなのだろうが。
8時に港湾局が開いて出港の許可を得るのを待たなければならなかったが、はたして船は8時と同時に動きだした。
デイトリップと違って船のスピードがやや遅いので、スポットに行くには倍ぐらい時間がかかってしまうのだが、トロピカルストームのおかげで潜れないよりはまし!
私たちはまず沈船スポット「サルバティエラ」を目指した。

1回目のクルーズでも2回目のクルーズでも潜った「サルバティエラ」だが、嵐の後ということもあるのだろうか、それとも大潮だからだろうか、潮流もきついけれど魚がめちゃくちゃ濃い。特にスカシテンジクダイのような小魚(たぶん回遊魚系の幼魚だと思う)が潮が当たるところで玉のようになっていて、それを捕食するフエダイやハタなどの中型の魚たちが何十尾もその魚玉で狂ったように泳ぎ回っている。
ラパス サルバティエラ沈船 

小魚の群れもこのままでは全滅してしまう!とばかりに沈船の陰に急いで戻って行ったが、あれは何のために玉になっていたんだろう?

沈船の周りでは相変わらずヤギに隠れるクダゴンベがたくさんいて、カメラを持ったダイバーの恰好の被写体になっている。明らかに隠れていないクダゴンベも少なくない。もう撮りたい放題。

ラパス サルバティエラ

ほかにもたくさんの魚がいて、流れがキツイ!と言いながら皆さん大満足。

次に訪れたのは「スワニーリーフ」。
嵐の後だがリーフの上にはアシカがいて日向ぼっこをしている(この時は青空が見えるぐらいに晴れていた)。
ウミウの姿が見えなくて焦ったが、潜る直前にどこからか飛来してきて、ウミウの姿も2羽ほど見えた。よし!準備万端!!

この間潜った時は、魚影が心なしか非常に薄くなったように感じたのだが、入ってみてびっくり。手前の沈船(というか鉄板)の上にも絨毯のようにスポットテイルグラントがびっしりといるし、グレイバーグラントもいっぱい。

ラパス スワニーリーフ

リーフでも同様だ。

ガイドのホエルが何かを見つけて、先頭のほうにいるダイバーに指をさして見せている。
ガルフシグナルゴビーのようだ。

近づいて行くと、小さな岩の塊にある、ゴカイか何かがすんでいたであろう穴からガルフシグナルゴビーが小さな顔をのぞかせている。
ホエルはこれまでもそうだったが、マクロ系の魚も詳しくて、シグナルゴビーがどうすれば背ビレを開くかもわかっているようだ。小さな岩を動かして、2尾か3尾のシグナルゴビーを向き合わせてくれる。すると、お互いに威嚇し合っているのか、求愛しているのかはわからないのだが、パッパッと盛んに背ビレを開き始めた。

ほんの2〜3cmの小さなハゼだが、ほんと、見応えたっぷり。カメラを持った人もビデオを持った人も釘づけになっている。

ラパス スワニーリーフ
(すみません、ダイバーの皆さんの後ろから、隙間から撮ったもんで・・・言い訳!?)

皆さんがガルフシグナルゴビーを撮っている間に、ウミウとアシカを探そうとぐるりとリーフを回ってみたが、アシカがさーっと通り過ぎたくらいでウミウがいない。

元に戻って、みんなで移動すると・・・
リーフからちょっと離れたところに固まっている魚群がザーッと2つに分かれた。
見ると、上から2羽のウミウが魚たちを追いかけて潜ってくるところだった。

相変わらずウミウは水中をすいすいと泳ぎ回り、ダイバーなんておかまいなく魚の捕食に必死だ。まるで『オーシャンズ』のような世界にダイバーみんなが見惚れている。

海鳥が海中を泳ぐ! ラパス ラパス スワニーリーフ

最後にアシカも遊びに来てくれて、たっぷりとアシカとのダイビングも楽しめた。
今日は3ダイブの予定だったが、あまりの充実した内容に「もう十分!」と言う声も。

3本目はジンベエスイムに切り替えることもできるのだが、その日は飛行機がなくてジンベエザメを飛行機で探すことができない。
船で探してジンベエスイムをするか、感動の「スワニーリーフ」をもう一度潜るかという選択に迫られたが、先に行っていたデイトリップの船からジンベエザメがいるようだという報告が入り、泣く泣く「スワニーリーフ」を後にしたのだった。

ジンベエがいるというラパス湾に到着したのは5時頃。ラパスでは現在夜7時過ぎに日が沈むのでまだまだ明るい時間ではあるが、曇っているので探しても探してもジンベエは現れない。
1時間ぐらい探したが結局ジンベエは現れてくれなかった(涙)。

でも、最後にあと少しと探しに行ったところで、イワシか何かの群れに回遊魚が突っ込んでいるようで、何度も何度も10m四方ぐらいの海面で魚が跳ねるシーンが見られるようになった。こういうところに先週はジンベエがいたんだけどなぁ。
でもジンベエの代わりに、魚をくわえて水面をジャンプするダツと、それを追いかけるシイラが!

一瞬の出来事だったが、すさまじい海の世界を目の当たりに(1グループだけだが)。
その後も母船に戻る際にアジサシが何十羽も海にダイブする様子が見られ、最後の最後までラパスらしい海が味わえたのだった。

いろいろあったクルーズだが、とりあえずラパスらしくいろいろな大物、魚群が出てきてくれてひと安心。参加者の皆さん、クルーの皆さん、ありがとうございました!

 

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