ヘッドラインHEADLINE

南三陸町の「震災はまだ終わっていない」閲覧無制限

カテゴリ:
現地からレポート

12月4日より3日間、宮城県は南三陸町にて、東日本大震災の復興支援活動を経験。

作業は、水中でのロープ切断。
津波によって流された養殖網や定置網。それらを支えるために水底へと伸びる基礎「幹縄」が、瓦礫などと絡まりながら水中に点在。
ワカメ養殖再興のため、これらを撤去するのが我々の任務。

「ダイビング」という得意分野からの復興支援活動に、現役ガイドを中心に、
8名のダイバーが南三陸町・歌津に集結。
※活動の詳細は下記
http://diving-commu.jp/divingspirit/item_6196.html
http://diving-commu.jp/divingspirit/item_6198.html


活動期間中は、幸いにも天気良好、海況安定。
水面を眺める限りでは、津波の暴威などまったく想像することはできない。

港周辺の瓦礫も撤去されており、一見では復興を感じるが、
地震によって亀裂で抉られ、地盤沈下のために満潮時に冠水する船着き場など、
注視すれば、解決されていない震災の爪痕が目に飛び込む。
 

水中で絡み合うロープや瓦礫。
 

http://www.youtube.com/watch?v=PVBeBBcd7Ww

終始、冗談ばかり言って和ませてくれていたある漁師が、
ロープを引き上げながら船上でつぶやいた、
「なんでこんなことになっちまったのかね」との一言が胸に刺さる。

二重窓などの防寒設備は施されているものの、
プレハブ建築なため「すきま風が寒い」という仮説住宅に、本格的な冬が訪れる。

壊滅状態となった気仙沼では、未だ住宅街に滞る海水が腐臭を漂わせる。
 

東日本大震災の被害と今後の復興、そして支援について、
目で見て、肌で感じることができた3日間。

被災地では日常を取り戻そうとする人々が生活し、
復興を支援するボランティアが活動している。
 

まだ震災は終わっていない。解決しなければならない課題は山積みである。
そして、我々が行動できることも山ほどある。

ページトップへ