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【サムイ島】回復してきました by 増子 均閲覧無制限

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この夏のシーズンも、もう三分の一が過ぎようとしています。前にお伝えしたように、エルニーニョによる高水温とサンゴの白化、個人的にはそれが原因だと思うのですが、タオ島周辺では透明度の低下と、しばらくの間コンディションが良いとは言えない状況が続きました。
しかし、ようやく水温が下がり始め、白化していたサンゴもあちこちで色が戻ってきています。
サムイ ダイビング サンゴ白化

中央は普通の色に、まだ白い部分が縁取りになっている、こんなタイミングでなければ撮影できない写真です。中には白化から回復できずにそのまま崩れてしまう群体もありますが、成長の速いエダサンゴなどは数年も経てば再生してくれるものと期待しています。

水温が通常のレベルに戻ってきたためか(それでもまだ高めですが)、透明度もかなり良くなってきました。まだ潮周りで変わりますが、今までワイド系の写真には厳しかった水の色が、明るく抜けた感じに写るようになりました。

そこで撮りに行ったのが、なんとゴンズイ(笑)。今アオルークの根に大群?が居着いています。この辺のゴンズイは『体長が30cmはあるのでは?』と思わせるほど大きく、一見ナマズみたいです。それが根の穴を埋め尽くしてウジャウジャうごめいている様は、かなりの迫力ものです。過去にも時々ゴンズイ玉が居着くことがありましたが、こんな大量発生は初めてで、是非とも写真を撮りたいと思っていました。
サムイ ダイビング タオ島

穴の中でも群れが離合集散を繰り返して、休みことなく動き続けるので、上手く近付けて形が整う時を狙ってシャッターを切っていると、いつの間にか1ダイブゴンズイだけで終了してしまいました。それでもまだ撮り足りない気分です。

このゴンズイたち、いずれ群れがバラバラになって死んでしまうので、本当に今だけの限定です。ちなみにこのカット、魚の方が上を向いて泳いでいるのですが、縦位置にした方が普通っぽく見えるでしょうね。

夏のクルーズもまだまだ10月まで続きます。コンディションもこれから面目躍如となってくれるでしょう。ゴンズイはともかく(笑)、群れからマクロまで被写体には事欠かないタオの海、シーズン中に是非おいで下さい。

PROFILE
増子均
Hitoshi Masuko

サムイダイビングサービス

通称Marcy
日本ではニュース番組のディレクターとして水中取材などを手がけ、
趣味が高じてダイビングガイドに転職。
約15年前、当時ほとんど知られていなかったサムイ島に
最初の日本人ガイドとして常駐して以来、
タイ湾の海の情報を発信し続けてきた。
中層浮遊から動かずマクロまで好みの幅は広いが、
ガイドの最大の仕事は安全に潜ることだと思う。
昔取った杵柄?で写真やビデオ撮影にはそこそこ詳しい。

SAMUI DIVING SERVICE
URL:http://www.samuidiving.net
E-mail:samuidiv@cscoms.com

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