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八丈島の海から閲覧無制限

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LOCAL PRESS
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こんにちは、レグルスダイビングの加藤です。
今回からLOCAL PRESSに参加させていただきますのでよろしくお願いします。
八丈島は、東京から南に300㌔にある伊豆諸島の一番端っこにある周囲45㌔ほどの小さな島です。
気温は東京より少し暖かい暖温帯域。海の影響を強く受ける海洋性気候で、夏の最高気温は30℃を越えることはなく熱帯夜だって滅多にありません。
木陰に入ると涼しい海風が、夏のギラギラした日差しで火照った体を冷やしてくれます。
冬はどんなに寒くなっても0℃にはなりません。低温に弱いシダの仲間やヤシ仲間が生い茂って熱帯チックです。
でも風は強く体感温度は東京の冬より低いかも。風・・・強すぎ・・・。
湿度はいつも高く乾燥注意報がでるのは稀。お肌によろしいですね。
まぁ八丈島の陸はちょっと暖かい程度の気候なんですが、海の中に入ると、暖かい黒潮の影響を受け、数多くの種類のサンゴ礁の魚たちが見られます。
地理的には沖縄では見られない温帯種の魚たちも見られます。
さらに他の地域では稀な種類でも、八丈島近海に多く見られる「八丈ならでは」の魚たちも見られるのです。
サンゴ礁はなく黒い溶岩の岩肌が広がり、カラフルな様々なサンゴ礁の魚が泳ぎ、温帯種の魚も混じる。そこに「八丈ならでは」の魚たちがごく普通に通り過ぎるこの風景こそが八丈島の風景なのです。
今回の写真は、八丈島の代表選手、皆さんも良くご存知のユウゼンです。
日本固有種で小笠原と八丈島でしか見られない地域限定のチョウチョウウオです。
八丈島では、春と秋の二回、100匹〜200匹の大群になって行動するユウゼン玉が見られます。
以前は繁殖行動のひとつとされていましたが、調査してみると八丈島に多く生息するキホシスズメダイの大繁殖に合わせてユウゼン玉になることがわかったのです。
キホシスズメダイたちが至る所で卵を岩肌に産みつけ孵化するまでオスが守っています。
そこへ集団となったユウゼンたちが卵を食い荒らす。
多勢に無勢、大群でやってくるユウゼンになすすべなく、卵は食い尽くされていくのです。
ほとんどイナゴだな・・・。
yuzen4.jpg
そんなイナゴと化したユウゼンたちを見に来てくださいな。
で、もう一枚はキビレマツカサ玉です。
他の地域では珍しい種類らしいんですが、八丈島にはたくさんいます。
しかもある場所には写真のように100匹近く群れて固まっています。
これも「八丈ならでは」ですが、場所が場所だけに簡単にお見せできないのが辛いところ。
個人的にはユウゼンより好きなんですけどね。
DSC_0045.jpg

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