ヘッドラインHEADLINE

串本に沈んだ軍艦エルトゥールル号の写真展がトルコで開催閲覧無制限

カテゴリ:
海外ニュース

トルコの軍艦・エルトゥールル号をご存知でしょうか。
1890年に日本を訪問し、トルコへの帰路の途中に和歌山県・串本沖で遭難し、沈んでしまった軍艦です(当時のトルコはオスマン帝国)。

エルトゥールル号
(エルトゥールル号 Wikipediaより)

当時の明治政府、そして日本人たちもこの事件に心を痛め、多くの義援金・弔慰金が寄せられました。
今日でも日本とトルコは友好的な関係であることが知られていますが、そのきっかけとなった事件とも言われています。

今も串本沖の海底に眠っているエルトゥールル号ですが、その船からの遺品引き上げ・発掘調査が2007年から行われています。
その様子を追い続け、撮影記録を残しているのが日本の水中写真家・赤木正和さん。

今回、そのエルトゥールル号の写真展・遺品展のために、そして日本とトルコの交流の一環として、赤木正和さんとドルフィンスイマー・鈴木あやのさんが現地まで行かれました。
エルトゥールル号の写真展・遺品展は、2011年5月16日から6月16日まで、トルコのアランヤという都市で開催されています。
アランヤの場所はこちら。地中海に面した都市です。


大きな地図で見る

写真展が開催されている会場は、なんとお城!
クズレ・クレというお城だそうです。

トルコ・アランヤのクズル・クレ城
(写真提供:鈴木あやの)

トルコの方々にとっては、500人以上もの同朋が異国の地で命を落としてしまった事件。
赤木さんは串本の水中写真だけでなく水門祭りや火祭りも展示し、「エルトゥールル号がどんな場所で沈んでしまったのかをトルコの方々に知ってほしかった」と語られています。

串本の海中風景(赤木正和撮影)
(撮影:赤木正和)

実際にお城の中での展示されていた風景はこちら。
(本当にお城の中なんですね!)

クズル・クレ城内での写真展示
(写真提供:鈴木あやの)

また、この写真展の他にも、現地ではパナソニックの協力により、御蔵島のイルカ3D映像も発表されました。
ドルフィンスイマー・鈴木あやのさんがイルカと泳ぐ映像で、メディアの取材も多く来場し、現地の新聞にもカラーで掲載されています!

鈴木あやのとイルカ(トルコの新聞)
(写真提供:鈴木あやの)

トルコと日本との結びつきはさまざまなところで感じる機会が多いですが、今回は水中での活動を通じて新たな交流が生まれたと言えるでしょう。
また、100年以上前の沈没事故でも、地道な海中調査の結果、多くの遺品が母国に戻ったということも素晴らしいものですね。

このエルトゥールル号に関する展示会は、2011年10月には場所を日本に移して、大阪で開催が予定されています。
こちらも詳細が決まりましたら、また告知記事をアップいたします。
日本での写真展・展示会もどうぞお楽しみに!

赤木正和さん、鈴木あやのさんのHP・ブログでもトルコでの様子が綴られていますので、こちらもどうぞ!

ページトップへ