夏の西表島 イソマグロの編隊と伝説のカスミアジを狙え!

夏の西表島

iriomote / 西表島

密林に覆われた秘境・西表島。石垣島からフェリーで40分。山も海も、手つかずの自然が残された楽園だ。

Photo&Text
越智隆治
Model
稲生薫子
Special Thanks
ダイビングチームうなりざき西表店
Design
tomato
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夏の西表島

iriomote / 西表島

密林に覆われた秘境・西表島。石垣島からフェリーで40分。山も海も、手つかずの自然が残された楽園だ。

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サンゴの西表島

足の踏み場もないくらいに、サンゴが元気に群生している「シークレットガーデン」

足の踏み場もないくらいに、サンゴが元気に群生している「シークレットガーデン」

西表島はすでに夏の日差しが、ジリジリと、体に痛いくらいに天空に輝いている。40人乗りの黄色いダイビングボートに乗船して最初に向かったのは、「崎山ノースコーナー」。

青と白のサンゴが優しい雰囲気を醸し出している

青と白のサンゴが優しい雰囲気を醸し出している

ゆるやかなスロープ上に、足の踏み場もないくらいの元気なサンゴとイソバナが群生するポイントだ。その上には、キンギョハナダイたちが乱舞している。透明度も抜群で、エントリーした瞬間に、癒しのパワーが身体を覆い尽くす。

凪のときには、水面にサンゴの別世界が姿を見せる

凪のときには、水面にサンゴの別世界が姿を見せる

サンゴのスロープを、ゆるやかな流れに乗ってドリフトしていく。どこまでも続くサンゴの群生のところどころで、アオウミガメが、接近してくる僕らに気づいて、面倒くさそうにゆっくりと動き出し、海面に向かって浮上していく。その姿を追うように見上げると、海中に差し込んでくる、太陽光の眩しさに眉をひそめる。少し下を移動するダイバーが吐き出したバブルが、勢いよく上昇していく。

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