黒潮が創り出す海のフォトスタジオ KUSHIMOTO

串本WEB Magazine

Kushimoto / 串本

水中カメラマン・中村卓哉、初潜入!

Photo
中村卓哉
Model&Text
稲生薫子
Special Thanks
串本ダイビング事業組合
Design
Panari Design
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Kushimoto / 串本

水中カメラマン・中村卓哉、初潜入!

Photo
中村卓哉
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稲生薫子
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中村卓哉が切り取ったカラフルな生物たち

世界中の海を潜る中村カメラマンは、初めての串本を“トップクラス”の海だと断言する。

「小さな生き物に関しても、自分たちが暮らす恵まれた環境を楽しんでいる印象がした。海藻が生える岩場に暮らすヒトスジギンポ、真っ赤なヤギに迷い込んでしまったアカメハゼ、イソバナの森にひっそりと暮らすアオサハギなど……。日本屈指のフォト派ダイバーが訪れる海ともあって、多様なリクエストにすぐに応えられるだけの生物の豊富さに驚いた」

串本のノコギリハギ(撮影/中村卓哉)

大きなウミトサカにかくれんぼする小さなノコギリハギ

串本のイソバナガニ(撮影/中村卓哉)

赤いイソバナに擬態するイソバナガニ

串本のクダゴンベ(撮影/中村卓哉)

オレンジのヤギの暖簾をくぐるように顔を見せたクダゴンベ

串本のキンチャクガニ(撮影/中村卓哉)

「双島沖2の根」で出会った大きなボンボンがかわいいキンチャクガニ

さらに、トップクラスのガイドがそうした魅力を余すことなく伝えてくれるのだという。

「どのように撮影していったら無駄なく時間を有効に使えるかを、完璧にわかってくれているガイド陣。決して天候に恵まれたわけでもないが、数日串本の海を潜っただけでこれだけのバリエーション豊かな写真を撮ることができたのは、海の力とガイドの力の双方がトップクラスの海だから。それに尽きると思う」

フォト派を魅了してやまない串本の海には、確固とした理由があるのである。

串本のタスジウミシダウバウオ(撮影/中村卓哉)

緑の草原を散歩中のタスジウミシダウバウオ

串本のダイダイオオメワラズボ(撮影/中村卓哉)

名前の通りオレンジの線が特徴的なダイダイオオメワラズボ

串本のソラスズメダイ(撮影/中村卓哉)

鏡の向こう側にいる自分を見ているかのような幻想的なソラスズメダイ

串本のセナキルリスズメダイ(撮影/中村卓哉)

沖縄以南に生息することが多いセナキルリスズメダイも串本では見られる

串本のナンヨウハギ(撮影/中村卓哉)

毎年同じ珊瑚に1匹だけで姿を見せるナンヨウハギ

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