シッティング・バックロール・エントリーの成功例・失敗例(解説動画つき)
シッティング・バックロール・エントリーの成功例と失敗例です。
◆失敗例
◆成功例
【失敗】回転し過ぎてジタバタ……
最もありがちな失敗が、一回転してしまい、頭を打って星を眺めたり、水中でバランスを崩しどっちがどっちだかわからずバタバタしてしまったり、最悪、船とぶつかってしまう、なんてことも。
原因は、船縁への腰かけ方が浅いことと、後ろに倒れこむように勢いよく倒れこむことによるものだ。
【成功】バックロールではなくバックフォール
そもそも回転をイメージさせる、バックロールという名前が間違い。回転するのではなく背中から自然に落ちるのがベスト。なので、バックフォール(背中から落ちる)の方が現実に近いイメージ。
背中から落ちるには、船縁に座ったらすぐに体を起こすのではなく、体を深めに折った状態でズリズリとお尻を海側へズラしていく。
すると、タンクの重みで自然に背中からエントリーできる。
【成功の理屈】
お尻を支点に回転してしまうと、タンクの重みや倒れこむ勢いが回転を加速する力となってしまう。
そこで、支点をモモに近い位置にズラして回転を抑えれば、タンクの重みは回転だけでなく、海に落ちる下向きの力へとなり、スムーズに背中からエントリーできるというわけだ。