ダストキャップの水滴を一瞬で飛ばす方法(解説動画つき)
だらだらと時間をかけて口説いていては、うるさい男と思われ、落とせるものも落とせなくなる。
男ならインパクトある言葉で一瞬で落とすのが得策だ。
何の話かはいちいち言わなくてもわかると思うが、もちろんダストキャップの水滴を落とす話である(笑)
よって、女性も一瞬で落とすのが得策だ。
意外と不愉快に思っている人が多い気がするエアシュー。
エアシューというと何だか美味しそうな気がするが、要するに、器材解除の際にダストキャップの水を落とそうとエアをシューシューと長時間出しっぱなしにすること。
セッティング場や船上であっちでシューシュー、こっちでシューシュー、うるさいったらありゃしない。
ダイバーならエアッシュがいい。
つまり、エアをシュ!と吹きかけ、一瞬で水を飛ばす方法で、これでエアは問題なく吹き飛ぶ。
スマッシュみたいでカッコいいし。
エアッシュ炸裂!
しかし、エアシューの方が、
キャップにしみ込んだ水をしっかり落とせるという可能性を指摘する声もある。
ということで、 器材のことなら何でもおまかせのオーバーホールセンター酒井準さんにあれこれ話を聞いてみた。
Q.エアシューとエアッシュ、どちらがおススメでしょうか?
「水が飛ばせれば何でもいいと思いますよ」
Q.水滴を飛ばす際に気をつける点は?
「せっかくキャップの水滴を飛ばした後に、また水を垂らしてしまうダイバーをよく見かけます。本当は、タオルなどでキャップの水滴を拭いてあげるのが理想的です」
Q.ファーストステージのフィルターにもエアを吹きかけている人がいますが?
「水滴が付いていれば飛ばせばいいし、付いていなければ必要ありません」
Q.水滴による弊害は?
「フィルターの緑錆の原因になります。固まってエアの妨げになる可能性もありますが、定期的にオーバーホールをしていれば、さほど問題はないと思います」
水滴がホース内に浸水してレギュレーターを壊してしまうことは希。
サビの原因となる程度なので、あまり神経質になる必要はないだろう。
ということで、僕のの結論は、ダストキャップの口説き方はエアッシュ。
※ウエットの水が垂れないように、そで口を少し上げればなおよいだろう。