トド!北海道積丹半島、幌武意 part1 かいじゅうのすむ海

Hokkaido / 北海道

北海道のウェブマガジン、第1弾はトド!

Text
寺山 英樹
Photo
越智 隆治
取材協力
Avii Wave(アビイウェーブ)
Special Thanks
商船三井フェリー、ゼムハウス
Design
Panari Design
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北海道のウェブマガジン、第1弾はトド!

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寺山 英樹
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越智 隆治
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Avii Wave(アビイウェーブ)
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この記事は約3分で読めます。

船旅のススメ
ダイビング器材を積んでそのまま北海道へ!

取材班が船旅を選んだ理由
近場感覚で北の海へ

さんふらわあ号の船旅

今回、取材班が北海道へ行くにあたり、まず悩んだのがアクセス。
当然、飛行機でのアクセスが真っ先に頭に浮かんだものの、なかなか条件が厳しい…。

というのも、やはり慣れない海では自分の器材やドライスーツを使いたいし、何より撮影機材が多く、飛行機だと明らかにとんでもない重量オーバー…。
さらに、空港までの移動を考えて考え込んでしまった時にふと浮かんだのがカーフェリー。

調べてみると、大洗から苫小牧までの商船三井フェリーが定期便を運航しているのを見つけ、内容を見るとまさに取材班にぴったり!
マイカーであれば、器材をそのまま持っていけるし、撮影機材もなんのその。

大洗港

大洗港

実際、大洗港まで東京から2時間弱。
あとは船旅を楽しみ、苫小牧から札幌まで1時間弱。
取材班にとっては、伊豆に行くような手軽さで、とても快適なアクセス手段。
のんびり船旅を楽しめるおまけもついた。

ダイビング器材や撮影機材など、ダイビングツアーは何かと荷物が多いので、マイカーで行けるのは大きなメリット。帰りは荷物もたっぷり持ち込める

ダイビング器材や撮影機材など、ダイビングツアーは何かと荷物が多いので、マイカーで行けるのは大きなメリット。帰りは荷物もたっぷり持ち込める

料金、時間、快適度……
空と海、ファンダイバーにとってよいのはどっち?

取材班にとって快適だった船旅だが、遊びに行くダイバーにとってはどうだろうか?
飛行機を利用して北海道へ行く人は多くいるので、今回は主に船旅をクローズアップして紹介する。

まず、気になる料金に関しては、トドのシーズン、最も安い客室プランを利用してマイカー1台4人で行った場合、1人頭は往復で2万5000円ほど。
格安航空券から通常チケットまでいろいろあるが、付加価値を考えれば、エアと比べてもリーズナブルな料金といえるだろう。

あとは、空港なら羽田まで、港なら大洗までにかかる料金と居住との兼ね合いとなるが、ダイバーの荷物の持ち運びを考えると、フェリーはおススメ。

吹き抜けのロビーは開放感たっぷり

吹き抜けのロビーは開放感たっぷり

時間だけを考えると、1泊することになるフェリーの方が当然時間はかかるが、これはフェリーの利用をただの“アクセス手段”と考えるか“船旅”で考えるかで違ってくる。
ぜひ、船旅をおススメしたい理由は、その施設の充実ぶり。

レストラン

レストラン

下の写真とどちらか選べる客室!

下の写真とどちらか選べる客室!

さんふらわあ号の客室(撮影:越智隆治)

船旅には欠かせないレストランやくつろぎのラウンジのほか、海を一望しながら入れる展望浴場やゲームセンター、マリンシアターまであり、単にアクセスの域を出て、これも立派な一泊の旅。
ダイビングツアー、プラスαが楽しめる。

海を一望しながら浸かるお風呂は最高。サウナも完備

海を一望しながら浸かるお風呂は最高。サウナも完備

娯楽施設充実の船内にはマリンシアターも!

娯楽施設充実の船内にはマリンシアターも!

さらに、飛行機とは違って“プライベート空間”であるマイカーで、仲間同士ワイワイと移動できるのもカーフェリーのよいところ。
ダイビングを楽しんだら、マイカーで北海道の観光も欲張りたい。

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