オーシャナでオーバーホールの受け付けスタート!~安全にお得に潜って欲しいから~

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オーシャナでは、定期的なオーバーホールはダイビングを安全に楽しむためには不可欠と考え、オーバーホールを一から見つめ直しました。

一からわかるオーバーホール特集

しかし、懐疑的な意見もあり、さらに改めて、オーバーホールの必要性やその上で大事なポイントはこちらの記事で書かせていただきました。

オーバーホールが大事な理由

その結果、最先端の機器と信頼できる技術者とタッグを組んで、オーシャナでもオーバーホール事業を開始します。
これまで紹介してきた、オーバーホールで必要なもの、良い業者の条件などをすべて兼ね備え、信頼ある最高レベルの質を提供することをお約束します。

オーシャナからの5つのお約束

1.コンスタントにオーバーホールしてほしいから……
来年は5%オフ、再来年は10%オフ……やればやるほどお得!

いつまでも安全に楽しく潜って欲しい。
そんな思いから、コンスタントにオーバーホールしていただける方法を考えた結果が、“コンスタントにオーバーホールを続けるとお得”というシンプルなもの。
2回目のオーバーホール代金は5%オフ、3回目は10%オフで、その後はずっと10%オフの料金でオーバーホールをお引き受けします。
また、オーシャナの通販サイト・Dive Market会員の方は、ポイントが加算されます。

2.ブラックボックスはトラブルのもと
明朗会計のために修理・整備記録ですべてをオープン

料金をしっかりと提示することは当たり前のことですが、その修理・整備内容をオープンにして始めて明朗会計と言えます。
というのも、オーバーホールの作業内容を実際に見て確認することはほとんどなく、お客様は、業者を信頼してお任せするしかありません。
多くの業者が適正にオーバーホールをしていると信じたいですが、ブラックボックスである以上、作業工賃を下げるために必要な手順を省いたり、部品に不当な料金が上乗せされていてもわかりませんし、実際にそのようなケースがあります。

そこで、オーシャナでは、その作業内容はもちろん、パーツの品番から単価・個数を詳細に明記した整備記録を発行します。
お客様が完全に内容を把握できないとしても、こうした記録発行と保管は、健全性を担保するために必要不可欠なことだと考えています。

3.職人だからこそ丁寧に完ぺきに
工具にこだわった精度の高い作業

オーバーホールにおいて、精度の高い信頼のおける工具を使うことはとても重要です。
メーカー指定の特殊工具を始め、元車の整備士である職人が厳選した工具を使っています。
例)トルクレンチは「東日」、スパナやメガネレンチ、ヘクスレンチなどは「HAZET」等を使用

また、妥協のない丁寧な作業を心がけているからこその工具。

例えば、Oリングに指でグリスを塗ってオーバーホールをするケースが多いですが、不要な場所に不要な油分がついてしまいます。
細い刷毛を使うことにより、こうしたことを回避しています。

4.現状維持ではなく、より快適を目指して
こだわりの最新機器

オーバーホールで汚れを取り、整備して組み立てることは最低限のこと。
器材の性能を、個々に合わせて最大限に引き出すことが大切だと思っています。
そのために、実際に使っている2つの機器をご紹介します。
熟練の技と合わさることにより、より快適な仕上がりを目指しています。

◆自分に合った吸い心地を見つける!
初動抵抗計測器

オーバーホール特集(初動抵抗計測器)

この機械は、簡単にいえば、レギュレーターを口にくわえて吸った時の抵抗感(吸い心地)を数値化してくれるもの。
最終的な調整は作業者の感覚ですが、吸い心地を数値化することで、より確実にニーズに合った調整を可能にします。

しばらくして、吸い心地が悪くなってきて、「前回の状態に戻してほしい」とか「前回よりもう少し軽めで」といった要望にも応えることができます。

◆体にも環境にも優しく、ピッカピカ
2種類の洗浄液と2度の超音波洗浄

オーバーホール特集(2種類の洗浄液と2度の超音波洗浄)

汚れを落とすためのポイントとなるのが洗浄液。
お店ごとに違ったものを使っていますが、口に入れてはいけないものやトイレ洗浄液を使っているなんていう話も聞きます。
きれいに汚れが落ちても、金属にダメージを与えたり、体や環境に悪くては意味がありません。

そこで、オーシャナのオーバーホールでは、1回目の洗浄にクエン酸で超音波洗浄をしています。
グレープフルーツの皮などに含まれる天然素材を使用した、環境にも体にも優しい素材です。
そして、2回目の洗浄では、金属のメッキを保護するオリジナルの洗浄保護液を使用して超音波洗浄をかけ、ピカピカにします。
こちらも人体に安全なイオン系の薬品です。
汚れをとった後に保護をすることで、傷んだ器材も少しでも長持ちさせようという試みです。

通常オーバーホールの洗浄は一つの薬品で一度しか行わないのが一般的ですが、試行錯誤から生まれたこだわりです。
正直手間がかかるのですが、お預かりした器材を一つ一つ丁寧に想いを込めて仕上げています。

5.アフターフォローを大事にします
半年の修理保証、器材の相談もお気軽に

オーバーホール終了後、6ヶ月間の修理保証がついています。
同期間内に再調整のご要望があれば、何度でも無償で調整させて頂きます(宅急便利用の場合は、送料のみご負担ください)。

例えば、オーバーホール後の器材の不具合への対処は当然のことですが、「もっと呼吸抵抗を軽くしたい」など、微調整のご要望にも無料でお応えします。
その他、器材に対するストレス(アゴの疲れ、ノドの渇きなど)があればお気軽にご相談ください。
マウスピースを変える、空気洗浄加湿機をつける、など改良のアイデア、実際の取り付けなども行ないます。

◆自動車整備士でありインストラクター
オーバーホール専門の職人技

ひとつひとつの器材に向き合うオーバーホールは、最終的には作業者の腕がものを言います。
機器や器具にくわえ、最終的には作業者の腕や思いが最高のオーバーホールにつながると信じて、オーシャナでは、最も信頼できるオーバーホールの職人とタッグを組みました。

園田万伍当(ソノダマコト)

園田万伍当(ソノダマコト)

元マツダ勤務で自動車整備士資格を持つことからもわかるように、もともと機械いじりは大の得意。
好きが高じて、ダイビングショップ経営後、13年以上、ダイビング器材のオーバーホールを専門に行なっています。

ぜひ、オーシャナ・オーバーホールをご利用くださいませ!

オーバーホールお申込みページ

オーバーホールお申込ページ | オーシャナ

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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