4/23水中文化遺産オンライントークイベントがYouTubeにて無料開催
沈船や古代の水没した建造物、戦争による遺構など、水中文化遺産をテーマにしたオンライントークイベントが4月23日(火)20:00〜よりYouTubeにて無料で開催される。主催の帝京大学文化財研究所准教授・佐々木蘭貞氏をはじめ、水中文化遺産や水中に関わる4名が登壇。専門家だけでなくさまざまな目線から水中文化遺産について語る。
スピーカー
・帝京大学 文化財研究所 准教授
・一般社団法人うみの考古学ラボ 理事長
1976年神奈川県生まれ。高校卒業後に渡米し海外発掘調査に従事する中で水中文化遺産に出会う。テキサスA&M大学大学院に進み、アジアを中心に伝統船舶・沈没船の研究を実施。日本の中から一般市民に対して水中文化遺産保護の必要性を呼びかけることが重要であると考え2012年に帰国。文化庁の水中遺跡調査検討委員会に係るほか、一般社団法人うみの考古学ラボの設立、クラウドファンディングを活用した水中遺跡の調査、一般図書の執筆、SNSを利用した広報活動、講演会などをおこなう。現職は、帝京大学文化財研究所准教授。
・水中写真家
1982年、埼玉県生まれ。大型海洋生物からマクロ生物まで様々な水中景観を撮影し続けている写真家。近年におけるライフワークとして、第二次世界大戦に起因する海底に眠る艦船や航空機などの撮影を世界各地で続け、ミリタリー総合誌・月刊『丸』にて連載。2018年に写真展『群青の追憶』を靖國神社遊就館で開催したのを皮切りに、呉市海事歴史科学館など全国各地の博物館や記念館などを巡回、2020年に海底の戦争遺産の写真集『蒼海の碑銘』、2022年にはその続編を上梓。戦争遺産を保護し、未来に伝えていく為の活動などが注目を集めている。
神奈川県出身。早稲田大学卒業。新卒でIT企業に入社するものの、ダイビング好きが高じ、ダイビングの楽しみ方を広げたいという思いで海とダイビングのウェブメディア「ocean+α」に2018年に転職。2020年から恩納村役場に地域活性化企業人として出向し、Green Finsの導入推進を行う。現在沖縄を拠点にフリーダイビングやテクニカルダイビングにも挑戦中。
水中ドローンによる撮影などを専門としたトライワース株式会社を20歳で起業。日本各地で様々なプロジェクトを行い、水中ドローンスクールをはじめ新たな事業を展開中。
イベント概要
水中遺跡や海洋文化遺産の現状、その学術的な価値、そして一般市民にとっての意義について深く掘り下げ、参加者はリアルタイムで質問が可能。インタラクティブなセッションを楽しむことができる。
開催日時: 2024年4月23日(火)20:00〜
場所: オンライン(YouTube配信)
視聴方法:
下記のリンクよりアクセスしてください。
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