新スタイル「プライベート・ダイビング」で パラオのベストシーズンを潜る!
ただの少人数制を超えたスタイル!?
パラオで恋人気分♪体験レポ
パラオの人気ショップ・アクアマジックの「安心してパラオの海を潜って欲しい!」との思いから生まれたプライベート・ダイビングは、リクエストに応じて、ゲスト1人から3人までの少人数で潜るスタイル。
ビギナーやシニア、ブランクダイバーなど、スキルに不安なダイバーが安心して潜れるスタイルなのは言うまでもないが、恋人やハネムーナー、仲間同士など、気心の知れた者同士で潜りたい人にもオススメ。
さらに、独りを楽しみたい、じっくり撮影に専念したい、自分のペースやスタイルで潜りたい、なんて人にも向いているだろう。
ただの少人数制を超えて、目的に合わせたサービスを届けるところが、このプライベート・ダイビングのポイント。
ということで、リアルに体験レポートしようと自分がプライベート・ダイビングをするなら……と考えてみたものの、スキルに特に不安はないし、独りで海を楽しみたいこともなく、撮影はカメラマンに任せればいい。
となると、やっぱり恋人と楽しみたい!というのが魂に聞いてみた末の答え。
が、恋人はいない。魂、ごめん……。
そこで、パラオの人気エステ店・クール・エコールにエステシシャンのノンちゃん(佐川和香さん)を紹介していただき、恋人の体でプライベート・ダイビング!
「リアリティを出すために、ラブラブな感じでね」と冗談交じりに言ってみた言葉に狼狽するノンちゃんをよそに、目力がハンパないアクアマジックの熱血ガイド、ヨシオさん(堀義雄さん)のナビゲートでパラオを丸ごと遊ぶ。
プライベートだからできる
こんなこと、あんなこと♡
まずはホテルにお出迎え。
あくまで恋人の体なので、実際に一緒に泊まってないのが悔しい……。
ボートへ乗船。
ヨシオさんに対してたった2人のゲストなので、とにかく気配り、目配りが行き届く。
ブリフィーング。
誰にも遠慮することなく聞きたいことを聞けて、リクエストも可能な範囲で自由。
まだビギナーのノンちゃんが、「群れを見てみたいけど、中層を泳ぐのはちょっと苦手で」と不安を伝えると、「ゲストは2人ですし、ずっと側にいるので安心してください」とヨシオさん。
しょせん、本当の恋人ではない自分より、ヨシオさんを頼りきる様子にちょっとジェラシーを感じるも、やはりビギナーにとっては潜る前から安心感が違うことを実感。
いざ、エントリー!
不安なことは伝えておけば、完全サポートしてくれる。
ノンちゃんの「群れを見たい」のリクエスト通り、ギンガメアジと大接近!
やや流れがあり、中層を泳ぐことが苦手なノンちゃんだけど、バディの彼氏(のつもり)がベテランダイバーで、ガイドがマンツーでぴったりケアできる体制なら、問題なくパラオの魅力を体感できるのだ。
大好きなクマノミを見て大喜びのノンちゃん。
少人数なら、遠慮なく見たい生物をリクエストでき、気兼ねすることなくフィッシュウオッチングや撮影を楽しめる。
彼氏としては、彼女の喜ぶ反応がとっても嬉しく、生物よりノンちゃんばかり見てしまう。
ダイビングの後は船上でダイビングの話で大盛り上がり。
エステティシャンとしてやってきたノンちゃんは、忙しくてなかなか好きなダイビングをする機会がなく、誰かさんの恋人のふりをする以外は、心の底からパラオの海を楽しんでいた様子。
彼氏としても嬉しい。
恋人なら、そしてパラオならやっぱりやっちゃいます♪
「恥ずかしいから……」「そういうのはちょっと……」。
そんな人もひとたび顔が真っ白になれば心も真っ白。
お肌の角質のごとく、心の澱がすっきりはがれ落ち、いつもは真面目な人も、気づいたころには、カメラに向かって、バカ殿よろしく「アイ〜ン」ってなるから不思議(笑)。
ヨシオさんも一緒になって遊んでくれるものの、僕の“あわよくば”“嘘から出た真”の気持ちを知ってか知らずか、こちらのプライベートの空間を壊さないよう微妙な距離感で見守っていてくれる。
こうした配慮もあって、気分はパラオの海を2人占め。
うん、甘酸っぱく楽しい!
恋人同士、離島でランチタイム。
スキンダイビングの苦手なノンちゃんの手を引いてサポート。
やっと彼氏の面目躍如だ。
ダイビング後はショッピング。
ノンたんに似合う服を選ぶものの、ノンたんったら何でも似合うから困っちゃう。
愛しのノンたん。彼女のノンたん。
ノンたん、ノンたん、ノンたん……。
はっ!!
「お疲れさまでした~」と帰ろうとするノンたんのひと言で現実に引き戻されたが、プライベート空間に3日間2人きりという、ラブワゴン状態にされた身にはちと辛い。
見送るノンたんの後ろ姿にガバッと抱きつきそうな衝動に駆られたけど、それではただの変質者。我慢……。
スキルに不安のあったノンたんも問題なく海を楽しめ、コースや生物のリクエストを思う存分聞いてもらい、思わず甘酸っぱくなるほど距離の近い空間を演出してくれたプライベート・ダイビング。
次は絶対、本物の恋人と……。