「通り崎ビーチ」でハナイカ確認! ヒメイカやハチジョウタツも|土肥

2月最終週、西伊豆・土肥「通り崎ビーチ」でハナイカが確認された。ほかにもヒメイカや、「岬先端」ではハチジョウタツも継続して見られている。水温は14〜16℃、透視度は8〜12m。雨の影響で全体的に白っぽい濁りが入るコンディションだった。

この記事でわかること

  • 西伊豆・土肥「通り崎ビーチ」で確認されたハナイカの最新情報
  • ヒメイカやハチジョウタツなど現在観察されているマクロ生物
  • マクロ撮影で意識したい観察・撮影のポイント
  • ビーチからボートまで楽しめる土肥ダイビングの特徴

通り崎ビーチでハナイカ確認 ヒメイカも高確率で出現

ハナイカは通常は水深100m前後に分布するが、繁殖期になるとダイバーが見られる水域まで上がってくる。体色が黄色や赤紫に変化するのは、捕食者への威嚇行動。胴長は5~8cmほどの小型のイカだ(写真提供/土肥ダイビングサービス)

ハナイカは通常は水深100m前後に分布するが、繁殖期になるとダイバーが見られる水域まで上がってくる。体色が黄色や赤紫に変化するのは、捕食者への威嚇行動。胴長は5~8cmほどの小型のイカだ(写真提供/土肥ダイビングサービス)

土肥ダイビングサービスによると、2026年2月25日に「通り崎ビーチ」で鮮やかな色彩が特徴のイカの仲間、ハナイカ(約5cm)が確認された。足を持ち上げたような独特のフォルムは、フォト派ダイバーの心をくすぐる存在だ。

黄色い発色を引き出すには、手で影を作るのがコツとされる。ただし、過度に追い込まず、適切な距離を保って観察したい。

水深20mくらいまでの藻場周辺に生息するヒメイカ。体表に黄色と黒色の色素胞があるのが特徴。アマモ場でもっともよく観察される(写真提供/土肥ダイビングサービス)

水深20mくらいまでの藻場周辺に生息するヒメイカ。体表に黄色と黒色の色素胞があるのが特徴。アマモ場でもっともよく観察される(写真提供/土肥ダイビングサービス)

また、ホンダワラを順に探していくと、ヒメイカも高確率で見つかっているという。海藻の下にぴたりと付くことが多く、サイズは1〜2cmほど。小さいながらも、これでも立派な成体だ。

極小サイズのハチジョウタツも継続して確認されている

ハチジョウタツはタツノオトシゴの仲間で、体長1〜2cmほどの極小サイズが特徴。岩や海藻、ヤギ類などに尾を巻き付けて生活する。体色は周囲の環境に合わせて変化することが多い(写真提供/土肥ダイビングサービス)

ハチジョウタツはタツノオトシゴの仲間で、体長1〜2cmほどの極小サイズが特徴。岩や海藻、ヤギ類などに尾を巻き付けて生活する。体色は周囲の環境に合わせて変化することが多い(写真提供/土肥ダイビングサービス)

「岬先端」というポイントでは、ハチジョウタツ(ジャパニーズピグミーシーホース)も継続確認中。以前から見られている個体とみられ、サイズは約1cm。視線を外した瞬間に見失いやすい極小サイズのため、位置の共有と丁寧な中性浮力が観察の鍵になる。

土肥の強みは、同一エリア内でレベル別にポイントを使い分けられる点にある。「通り崎ビーチ」は岬に囲まれた湾内に位置し、通年比較的穏やかな海況を保ちやすいビーチポイント。初心者講習からリフレッシュダイブ、じっくり撮影したいフォト派まで、予定を組みやすい環境だ。

ボートダイビングではワイド撮影も楽しめる土肥の海

さらにボートポイントでは、ソフトコーラルが広がる「お花畑」や、大小複数の沈船ポイント(水天丸など)でハナダイや回遊魚を狙えるなど、ワイド撮影も楽しめる。沖合には地形を楽しめる上級者向けポイントもあり、メンバーやコンディションに応じて幅広いスタイルのダイビングが可能なエリアだ。

ダイバー向けのワンポイントアドバイスとしては、濁りがある日は砂を巻き上げないフィンワークを意識すること。ハナイカは発色狙いで粘りすぎず、短時間で切り上げるのが理想的だ。ハチジョウタツのような極小被写体は、順番を決めて観察することで見失いや混雑を防げる。

今回挙げた被写体はいずれも、この時期に比較的狙いやすい生きもの。季節のマクロを楽しむなら、いまの土肥は注目エリアといえる。

伊豆の海は、四季それぞれの楽しみ方にあふれている。水温が低めの今の時期でも、ここで紹介したようにさまざまな生き物に出会える。「ダイビングパートナー」のアプリを活用して、ダイビングの記録を共有し、情報をアップデートしていくことが次の出会いにつながる。ぜひ活用してみていただきたい。

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