世界のダイバーに愛用されるウエットスーツ・プロテウス徹底解剖

イギリスのダイビング用スーツメーカー、フォースエレメント(fourth element)
そのフォースエレメント社が2012年に日本での販売を本格的に始めてから、ドライスーツのインナーやウエットスーツがじわりじわりと日本でも評判になってきています。

フォースエレメントロゴ

ただ、まだ周りで使用している仲間ダイバーがおらず、「ほんとのところはどうなの?」という様子見の雰囲気も感じられる、そんな2013年。
そこで、ウエットスーツの本格的なシーズンの前に、フォースエレメント社のウエットスーツ「プロテウス(Proteus)」について、使用しているファンダイバーやプロダイバーの評判も交えつつ、その特徴をご紹介したいと思います!

ウエットスーツの購入・買い替えを考えている方、必見です!

フォースエレメントのプロテウス

プロテウス人気の秘密は、
スタイリッシュさと保温力

海外ではすでに大きな支持を獲得しているウエットスーツ、プロテウス。
その理由は、明快にこの二点です。

  • スタイリッシュさ
  • 保温力

すでに購入された方は、まず「かっこいい」という理由が多いとのこと。
紀伊半島のダイビングサービス・Dive Kooza代表の上田直史さんは、このように語っています。

「小笠原でプロテウスを着ましたが、デザインも動きやすさも保温性も抜群に良かったです!!」

もともと上田さんは、プロテウスを着ているゲストを見て、「格好いい!買う!」と購入されたそうです。

Dive Koozaの上田直史さん

Dive Koozaの上田直史さん

今の日本のダイバーが着ているウエットスーツの多くは、色が派手なものが多いと言えるでしょう。
カラフルなスーツはリゾートの華やいだ気分にはピッタリと言えますが、プロテウスが向かっているのはそれとは正反対の、真剣でスタイリッシュなデザイン。

そのスタイリッシュさ・デザイン性が海外で大いに支持され、それが日本ダイバーにも広がりつつあるようです。
実際、プロテウスではないですが、オーシャナ代表の越智隆治もフォースエレメント社のドライスーツインナー・Halo 3Dを着用した際にまず「デザインがかっこよくて好き」と話していました。

プロテウスでモテる?

日本では最近、ロクハンを使っていたダイバーがプロテウスの7mmを買っているケースも多いようです。

ロクハンのイメージと言えば、無骨、機能性、シンプル、といったところでしょうか。
そこにデザイン性が加味されたプロテウス、男性ダイバーのみなさん、これはモテ期の予感もしてくるのでは!?

もちろん男性ダイバーだけでなく、かっこよさを求めたい女性ダイバーにもぜひオススメです。

プロテウスを着た女性ダイバー

セミドライにも負けない保温力

プロテウスのもう一つの大きな特徴は、保温力。

上述の上田さんが保温力についても触れていた通り、軽量で動きやすい上に保温力もあります。
海外のダイビングメディア・Sport Diver Magazineは、プロテウスを「世界で最も暖かいウエットスーツ」と評しています。

その秘密は、スーパーストレッチネオプレンという上質な生地を使って、さらにセミドライのような二重構造になっていること。
そのため、従来のウエットスーツと比較してダイビング中に従来の水の出入りが少なく、体に触れて温まった水が流れ出ていかないのです。

そのため、あまり動くことのないフォト派のダイバーやプロガイドからの評判も良くなっています。

ただし、一点デメリットがあるとしたら、他のウエットスーツと比較して脱着がややしづらいこと。
「水の出入りが少ない=両手両足のファスナーはなく密着する構造」のため、その手間は少しかかります。

これを解消するには、シャワーを浴びながら(時には石鹸やリンスなど滑るものをつけながら)着たり、可能であれば水槽や海の中で着るのが一番でしょう。
ウエットスーツを着やすい方法については、オーシャナでも以下の動画をアップしているので、よかったら参考にしてみてください。


プロテウスの価格などは以下をご覧ください。
日本でプロテウスをインターネットで買えるのはDive Marketだけ!

世界のダイバーに愛用されるウエットスーツ・プロテウス徹底解剖

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