SSIミーティング2026開催 世界でのシェア拡大と新サービス「SCUBAGO」発表
ダイビング教育機関 SSI(Scuba Schools International) のディーラーミーティングが、2026年2月4日、HEAD Japan 本社にて開催され、全国各地から50名近くのメンバーが集まった。

HEAD Japan本社にて
HEAD Japan代表・久保英二氏の挨拶から始まり、教育プログラム、販売戦略、マーケティング、法務分野に至るまで、幅広いテーマが取り上げられ、加盟店にとって実務的な情報共有の場となった。
世界で拡大を続けるSSI
デジタルへ注力
今回のミーティングにはSSI副社長Jean Claude Monachon氏が来日。2025年の活動報告および2026年に向けた方針が発表された。現在SSIはヨーロッパをはじめ、マーケット成長傾向にあるアジアなど各地域でシェアを伸ばしている。さらに今後もSSIは拡大を目指し、教育システム、デジタルプラットフォーム、国際的な販売ネットワークの拡充をさらに加速させる方針を示した。

Jean氏からSSI全体の動向が発表された
SSIは、デジタル教材やアプリを活用した教育システムの構築に力を入れており、世界規模での標準化と効率化を進めてきた。今回のシェア拡大は、こうした戦略が奏功した結果といえるだろう。
HEADグループ体制強化
アクアラング買収を発表
また、HEADグループがアクアラングを買収したことも改めて紹介された。これにより、従来展開してきたMaresに加え、アクアラングおよびApeksの製品も取り扱う体制となる。

従来からHEAD Japanで取り扱いのあるMares製品とSSIプログラム
教育機関としてのSSIと、器材メーカーとしてのHEADグループがより強固に連携することで、販売・教育・マーケティングの一体化を進めていく狙いが示された。加盟店にとっては、商品ラインナップの拡充と同時に、ブランド力を活かした集客や販売戦略が可能になることが期待される。
新ユーザー向けプラットフォーム「SCUBAGO」発表
今回のミーティングでは、ダイバーおよび旅行者向けの新プラットフォーム「SCUBAGO」のリリースも発表された。SCUBAGOは、世界中のダイブセンターやダイビングサービスを検索・比較・予約できるユーザー向けポータルサイトとして開発されており、ダイビング体験の入口から予約までを一元化することを目的としている。また、旅行コンテンツやダイブスポット情報なども掲載され、ダイビング旅行の計画を立てる際の情報収集ツールとしても活用される見込みだ。

SCUBAGOトップページ
SSIは、SCUBAGOを通じて加盟店の露出機会を拡大し、グローバル規模での集客導線を構築する狙いを示した。
メンバー向けウェビナーを毎月開催へ
加盟店向けのレベルアップ施策として「SSI UNIVERSITY」も発表された。月に約7本程度のウェビナー(オンラインセミナー)が継続的に提供される。ウェビナーでは、以下のようなテーマが扱われる予定とされている。
・教育プログラムの最新情報
・マーケティングおよび販売戦略
・安全管理とリスクマネジメント
・新サービスや新商品の活用方法
これにより、加盟店はどこにいても世界共通で最新情報を得ることが可能となり、店舗運営の質の向上が期待される。
法律分野とSNSマーケティングの専門講演
今回のディーラーミーティングでは、外部講師による講演も行われた。法律関連のセッションでは、弁護士の上野園美氏が登壇し、ダイビング業界における法的リスクや、事業者として留意すべきポイントについて解説した。インストラクターの責任範囲、契約書の重要性、事故対応時の考え方など、実務に即した内容が紹介された。
また、SNSマーケティングの分野では、水中写真家の関戸紀倫氏が講演を担当。写真や動画を活用した情報発信の重要性や、SNSを通じたブランディングの考え方について、自身の活動事例を交えながら紹介した。集客手段としてのSNS活用は、多くの加盟店にとって関心の高いテーマとなった。

SNSマーケティングについて講演する関戸氏
年間の優秀なショップを表彰
ミーティングの終了後には、年間の功績を称える表彰式も行われた。

二つのアワードを受賞したピースドルフィン
フリーダイビング賞やニューカマー賞など合計12のダイビングショップが受賞した。
拡大を続けるSSIの動向に、ますます目が離せない。

