DIVE BIZ SHOW 2011特集

ダイビングショップの強い味方！(株)ノリックの顧客管理システム

今回は一般のダイバーさん向けではなく、ダイビングショップさん向けの記事・レポートとなります。

ご紹介するのは、株式会社ノリックのダイビングショップ・スクール専用顧客管理システム。

「顧客」と言うとちょっと堅苦しくなってしまいますが、ダイバーさんの情報や要望をまとめ、ショップ・スタッフ全体でそれを簡単に共有できるシステムです。
「自分のお店に来てくれたダイバーさんの情報は溜めておきたいし、その要望に応えたい。けれどそれを全て記憶しておくのも難しい…」というショップさんにぜひおすすめです。
それを手助けしてくれる、パソコンにインストールするソフトとなっています。

数年前に開発されてから、採り入れたダイビングショップの生の声（要望）も反映され、どんどん使いやすいシステムにバージョンアップされ続けています。

今回は、実際の画面もお見せしながら、どんなことができるのかをご紹介いたします。

ここで特に注目したいのは、右側の「会話記録」。

例えば都市型ダイビングショップなら往復の車の中で、現地ダイビングサービスなら水面休息時間などで、お客さんといろんな会話を交わすと思います。
「今度はこんな海で潜ってみたい」「カメラを始めてみたい」など、お客さんのいろんな要望を聞けるでしょう。

そういった会話のログをこの画面に溜めておくことができます。
「あれ、あの人が潜りたいって言ってたのはどこだっけ…」など、あやふやな記憶に頼らずに情報が保存できます。

特にお客さんから見た場合、スタッフのAさんに話したことを同じようにBさんにも話さなければいけないのは面倒くさいもの。
お客さんからすれば「同じお店なんだから共有しておいてほしい」と感じることでしょう。

そういった場合も、 その話を聞いたスタッフAさんがこの「会話記録」にログを残しておいて、「会話履歴一覧」でまとめて確認できます。
Bさんがその会話を読んだら「見ました」というチェックを残しておく機能もあります。
これによって、スタッフ間の情報共有がとてもスムーズになるでしょう。

次は、ツアーの参加履歴。
（これは主に都市型ダイビングショップの場合ですね）

お客さんが行ったダイビングスポット（ツアー）とその時に潜った本数が集計できます。
もちろんこの本数は、上で紹介したお客さん情報のメイン管理画面と連動しています。

これは、お客さんが所有している器材に関する管理画面。

重器材などに関しては最終点検日（オーバーホール日）を付記しておいて、オーバーホール時期が迫ってきたお客さんに簡単な操作でお知らせを送ることができます。
器材の安全を確保するという意味でも、大事で便利な機能ですね。

その他、身長・体重から足のサイズ、レンズの度数まで記録することができます。

これは、ツアーの管理画面。

ツアーの基本的な情報（日程・場所・価格など）のほか、参加者の予約・参加状況や、所有器材・レンタル器材の有無なども管理できます。

このシステムは、顧客管理ともう一つ、売上・仕入の管理も同時にできます。
ツアーの情報に紐づいて、そのツアーに参加するお客さんのお支払いがどうなっているかもチェックできます。

同じように、受注と発注の管理もすることができます。

この画面では、上が受注、下が発注となっています。
受注と発注の画面で共通して分かるように、それぞれ「キャスターバッグ」に色がついています。

このシステムを通じて、領収書なども出すことができます。

このほか、例えば「1週間以内に来店するお客さん」や、「1週間以内にお誕生日を迎えるお客さん」をまとめておく機能なども。
お客さんに対してきめ細かいサービスをしたいと思うダイビングショップさんほど、便利に使えるシステムと言えるのではないでしょうか。

このダイビングショップ専用の管理ソフト、気になるお値段は以下のようになっています。

・顧客管理ソフト：298,000円（本体）
・売上・仕入・受注・発注ソフト：198,000円（本体）
・顧客管理ソフトのみリース：5,900円/月
・顧客管理と売上・仕入ソフトの総合版のリース：9,800円/月

上記の料金以外にも、お試し期間として無料となるキャンペーンを行っている時期もあるとのことです。
詳細はノリックにお問い合わせください。

こういった便利なソフト・システムを使うことによって、ダイビングショップとダイバーさんとの間でより良いコミュニケーションがとれるといいですね！