世界遺産コモド諸島海域クルーズ

Komodo / コモド

世界遺産コモド諸島航海クルーズ

Photo&Text
鍵井 靖章
Special Thanks
World Tour Planners、Southern Star Cruise
PDFウェブマガジン 無料ダウンロード

Komodo / コモド

世界遺産コモド諸島航海クルーズ

Photo&Text
鍵井 靖章
Special Thanks
World Tour Planners、Southern Star Cruise
ocean+α BLUE Magを見る

この記事は約2分で読めます。

世界遺産コモド諸島海域クルーズ

コモド島クルーズの取材の話を頂いた時、もちろん「是非、行きたい!」と即答した。インドネシアにありながら、メナドやバリに比べてダイビングエリアとしての知名度はまだ低い。「コモドドラゴンの存在は知っているが……」と思いながら早速インターネットで情報を集めるが、海中世界のことはほとんどなかった。ならば、ボクがしっかりと潜る込み、なるだけ詳細な情報をお伝えしよう!と勝手な使命感にかられ2006年3月2日〜9日の行程でSouthern Star Cruise(サザンスタークルーズ)に乗り込んだ。事前情報では、マクロが面白い海とあったが、HP上にはマンタの写真もちらほら紹介されている。さて、世界遺産コモドの海の本当の姿はいかに……?

世界遺産コモド諸島海域クルーズ

未知なる海域へ再び船出!

世界地図を改めて見直した。世界遺産コモド諸島海域クルーズマレーシア半島スマトラから大きな弧を描いて東に延びる島々。そのラインはオーストラリアの上に位置するパプアニューギニアまで続く。海に目を向けると、その島々のラインよりも下はインド洋、上はフローレス海という記述がある。大きな潮の流れがこの島々の合間を行き来する。2つの海の要素がかき混ぜられる。「いったいどんな 魚が行き来するのだろう⋯⋯?」そんな想像をしながら、クルーズ船に乗り込んだ。
初めて見たコモドの海は生き生きとしていた。サンゴが一面を覆い尽くし、それと同じくらいソフトコーラルやイソギンチャクなヤギの仲間なども生育している。場所によっては着底することが出来ないくらい鮨詰めになっていて、撮影にも一苦労した。他の周辺で見かけたダイナイマイト漁の後も、コモド周辺では見当たらない。

>>続きはPDFマガジンをご覧ください。

FOLLOW