フィンはフルフットタイプとストラップタイプ、どっちがおススメですか?

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よく聞かれる質問。

ずばり、個人的にはフルフットをオススメしている。
なぜなら、足を包み込むようにホールドするフルフットの方が、
足の動きと力をフィンにダイレクトに伝えられるからだ。

フィンの脱着という面では、バックルタイプのほうが有利だというダイバーも少なくないが、
フルフットでもサイズさえ間違えなえれば問題ないと思う。
逆に言えば、結構、サイズが合わないまま履いているダイバーが多い。

サイズは靴と同じように考えるとわかりやすい。

ヒモをきつく締めた靴は脱ぎにくいが、
ほどよい締め具合の靴は、歩くときも足にフィットし、脱ぐときもスムーズ。
そういう意味でも靴のような程よいフィット感のサイズ選びが重要となるのだ。

ちなみに、ダイバーにアンケートしたころ、
やはりウエットスーツも場合はフルフットというダイバーが6割と多数派。
ただドライスーツでは“脱着が簡単”という理由からストラップに変えるようだ。

その他、スーツ以外でも、
「ビーチはストラップでボートがフルフット」、
「ゴロタならストラップでスロープがあればフルフット」、
「素足や靴下ではフルフット、厚手のブーツのときはストラップ」など、
エントリー状況やブーツによって使い分けているダイバーも少なくな。

つまり、多くのダイバーがフルフットを基本とするものの、
スーツやエントリー状況によって、
脱着を優先させてストラップを選択することもあるということのようだ。

いずれにせよ、フィンのフィット感はとてつもなく大事。
大き過ぎるとポケットに空間があって蹴りにくく、うまく力が伝わらないし、
反対にきつ過ぎると締め付けられて足の疲労度が高くなってしまう。

友人と交換してみるなど、いろいろなフィンを試してみることをおススメしたい。

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
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teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
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