タイ・タオ島
Tao Island / タオ島
バックパッカーとダイバーが
混在する楽園
Tao Island / タオ島
バックパッカーとダイバーが
混在する楽園
- Photo&Text
- 鍵井 靖章
- Special Thanks
- ビッグブルー
バックパッカーとダイバーが混在する楽園
タオ島はマレー半島を挟んで東側のシャム湾に浮かぶ、南北に7km、東西に3kmの小さな島。サムイ島から約60km北にあるこの島は、近年、日本でもダイビングエリアとして注目されている。以前は世界各国からやって来るバックパッカーの島として有名だったが、現在はダイビング目的に来島するゲストも多く、の2種類の旅行者が混在している。タオ島を含むシャム湾は大きな内湾で、独特の生態系も持つ不思議な海。ジンベイザメとの遭遇が期待されるチュンポンピナクルなどの3大BIGポイントやビーチエントリーでもフィシュウォチングが楽しめるサイリービーチなどタオ島でのダイビングは魅力満載だ。
3大ビックポイントの魅力
タオ島のポイントがあるシャム湾は広大なエリアの浅場で、最大水深でも60~70m。大物との遭遇率が高い、チュンポンピナクルやサウスウエストピナクル、セイルロックはその浅場に突然として現れえる巨石のポイントで、様々な魚の格好の隠れ家であり、多種多様な海洋生物の集合地となっている。透明度が安定しないため、マクロの小さな生物が注目されがちなタオ島だが、実は、圧倒的な魚群を誇るBIGポイントが3つも存在している。