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Canada / カナダ

ホワイトプラネットの住人・タテゴトアザラシ(後編)

タテゴトアザラシ(後編)

Photo&Text
鍵井 靖章
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タテゴトアザラシ(後編)

カナダ・マドレーヌ島の沖合いに毎年やってくる流氷。その氷上では、たくさんのタテゴトアザラシが出産、そして子育てを行っている。タテゴトアザラシの赤ちゃんはミルクを飲み、昼寝を繰り返してはどんどん成長する。約3週間という短い子育てだが、それは愛情いっぱいの幸せな時間だった。

ホワイトプラネットの住人 タテゴトアザラシ

悪天候の後、タテゴトアザラシの親子と久しぶりの対面

翌日からは悪天候のホワイトプラネットの住人 タテゴトアザラシためしばらく足止めされたが、数日後、晴天になった空を、ヘリコプターは早朝から目的地へと向かっていた。少し大きくなったであろう、久しぶりに氷の上で再会であった。赤ちゃんたちは、母アザラシの栄養満点のお乳を飲みつづけ、1日に2キロずつ体重を増やしていくという。そして毛皮の色で、「イエローコート」、「ホワイトコート」「グレーコート」と呼ばれる段階に変身、成長していき、やがてひとり立ちする。その期間は約3週間。わずか20日ほどの間に、赤ちゃんは母アザラシの温かい擁護のもとスクスクと育っていく。ホッキョクグマなどの外敵のいない氷の上は「氷のゆりかご」といわれるほど安全な場所だが、絶えず動き続ける流氷の割れ目に赤ちゃんが挟まれることもあり、傷つき、また命を落としてしまうこともある。

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