ペリリューイエローウォール

Peleliu / ペリリュー

イレズミフエダイの大群を狙え

Photo&Text
越智 隆治
Special Thanks
デイドリーム ペリリューステーション
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Peleliu / ペリリュー

イレズミフエダイの大群を狙え

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越智 隆治
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デイドリーム ペリリューステーション
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イレズミフエダイの大群を狙え

今年もペリリューにやってきた。穏やかな海や、素潜りでの大物撮影を得意とする自分が、こんな激しい海に頻繁に潜りに来ることになろうとは夢にも思っていなかった。そこには、信頼できるガイドとの出会いがあった。デイドリームペリリューステーションの総指揮を執る秋野大さん。彼の存在が、僕をこの島へ、そして海へと導いた。1年前から、二人で次なるターゲットを決めて、今回のロケスケジュールを調整していた。狙いは、数ある生物の中でも期間超限定のイレズミフエダイの大群だ。

ペリリュー、イレズミフエダイの大群

リーフが青乳白色で埋め尽くされている。
イレズミフエダイだ!

朝5時15分、ペリリュー、イレズミフエダイの大群周囲はまだ暗闇に包まれている。ゲストは、ボロボロのバンにピックアップされて、ジャングルの間を縫う道路をキャンベックの港へと向かう。「おはようございま~す」とスタッフと挨拶は交わすものの、ほとんど皆が無口なまま車内に乗り込んでくる。不機嫌そうにも見えるけど、ただ眠いだけに違いない。もしくは、これから見れるであろう、衝撃的シーンを前に緊張している者もいるのかもしれない。
港までの約15分の移動の車内の中で、少しでも眠っておこうと、僕は静かに目を閉じる。港に着くと、群がるサンドフライから逃れるように、慌ただしくタンクと機材をボートに積み込んで、速やかに港の外へと逃げるように出航する。サンドフライ地獄から逃れると、今度はバラフエダイの産卵という一大イベントをいかに撮影するかに、気持ちを集中させながら、カメラのセッティングを再確認する。

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