インドネシア メナド

Manado / メナド

越智隆治と鍵井靖章
二人の水中写真家が見た海

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越智 隆治、鍵井 靖章
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越智隆治と鍵井靖章
二人の水中写真家が見た海

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越智隆治と鍵井靖章
二人の水中写真家が見た海

「かつては、あまりマクロ撮影に興味が無かったが、 この地で開眼した」という越智隆治。「地球上にある全ての色を知りたい」と思い写真家生活を始めた鍵井靖章。
二人の写真家にとってメナドの色彩豊かな海はいま、どう映るのか。今回の取材を通して二人が捉えた「海」をそれぞれの作品とともにレポートする。

越智隆治と鍵井靖章 二人の水中写真家が見た海

驚くような生物と遭遇するインパクトのある海

ガイドや自分の勘や運を越智隆治と鍵井靖章 二人の水中写真家が見た海頼りに、大物や群れに遭遇して、潮を読み、瞬時に生物の動きを先読みして位置取りをし、いかにインパクトのある一瞬を写真に切り取るか。
そういう博打みたいな撮影は、今でも大好きだ。それは、スポーツや報道の現場で、状況を先読みして瞬時に判断して撮影するのと感覚的にはとてもよく似ている。比べて、マクロ撮影というものは、どちらかと言えば、スタジオで、ライティングや、撮影角度を考えながら、「ああでもない、こうでもない」と思い悩みながら撮影する商品の物撮り的な感覚になる。元来、短気で飽き性だから、同じ場所にずっと留まっているのも苦手。もちろん、小さな世界の中でも様々な瞬間やドラマというものがあるので、反論される人もいるだろうけど、これはあくまで撮影スタイルの問題。
それを克服しようと、雑誌の特集で「マクロリサーチプロジェクト」なる企画を考えて、頻繁にマクロ取材に訪れていた時期もある。おかげで多少は辛抱強くなったと自分では思っている。

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