鍵井靖章の「タイ陸横断」
Thai / タイ
アンダマン海~タオ島を潜り倒す
Thai / タイ
アンダマン海~タオ島を潜り倒す
- Photo&Text
- 鍵井靖章
- Special Thanks
- KATA DIVING SERVICE, SAMUI DIVING SERVICE, A&A
- Design
- Maya
アンダマン海~タオ島を潜り倒す
ダイバー憧れのダイビングポイントが数多くあるタイ。多くのクルーズ船が行き交う「アンダマン海」と タイ湾に面した「タオ島」。ともに圧倒的な魚影の濃さを誇り、個性豊かな海として有名だ。
今回、写真家・鍵井靖章が陸路を横断し、取材を敢行。ベストシーズンの2つの海の魅力に迫る。アンダマン海側では「スクーバーエクスプローラー号」に乗船し、タオ島では島を基点に各地のポイントに潜るという、贅沢な旅のリポート。
日中に4本のダイビングができる!
ゆとりのスケジュールが魅力
今回、スクーバエクスプローラー号での乗船取材で改めて驚いたことがあった。それは、ダイブスケジュールがとても計画的で、快適に船上生活を送れたことだ。アンダマン海を走るダイブクルーズは、基本的にプーケットを出発して、スミラン 諸島、コボン、コタチャイ、リチェリューロックを巡る。4エリアとも見られる生物が異なる素敵なポイントばかりで、どのエリアも外すことはできない。しかし、この4つのエリアはそれほど近くなく、また、最短4泊5日で全てを踏襲するのだから、多少慌しいスケジュールも予想される。
しかし、今回のお世話になったスクーバーエクスプローラー号は、そんな余計な心配とは全く無縁で、快適にこの4つのエリアにエスコートをしてくれた。そして何よりも嬉しかったのは、「日中に4本のダイビングを行える」ということ。クルーズで在りがちなパターンは、4本目の最終のダイビングがサンセット、または、ナイトダイビングになってしまうことが多い。しかし、スクーバーエクスプローラー号では、明るいうちに、しっかりと4本のダイビングを楽しませてくれた。
そしてダイビングの間は、快適&広い空間でゆったりと十分に休憩をとることができる。旅の疲れを感じさせない。そこが嬉しい。またナイトもオプションで開催され、1日5本のダイビングを楽しむことができた。リラックス&ダイビングを満喫した船の旅となった。