ウェブマガジンWEBMAGAZINE

Tubbataha / トゥバタハ

トゥバタハリーフ 世界遺産のサンゴ

オリジンの海 世界遺産のサンゴに出会う

Photo&Text
古見きゅう
Design
Chimi&Panari Design
PDFウェブマガジン 無料ダウンロード
200808_tubbataha_cover

オリジンの海 世界遺産のサンゴに出会う

こんな話を聞いたことがある。日本などを含む南太平洋の生き物達のオリジン(発生源)は フィリピン周辺の海であると。ならばスールー海の真ん中で世界自然遺産として手厚く保護されるトゥバタハリーフは、その発生源の核と呼ぶべき場所なのではないのだろうか。 高鳴る期待に胸を膨らませオリジンに飛び込んだ。

トゥバタハリーフ 世界遺産のサンゴ

古見きゅう、オリジンの海へ。

この旅はフィリピン西南部のパラワン島の都 市プエルトプリンセサから始まった。プエルトプリ ンセサの港で今回乗船するパラオスポート号に乗り込み潜る準備を始める。すぐにでもトゥバタハまで行きたいところだが、まずは港から程近くのレッドクリフと呼ばれるポイントでチェックダイブ。経験上焦ってもあんまり良いことが無いので、はやる気持ちを抑え、冷静なカメラマンを装いエントリー。内湾のポイントだけに透明度はあまり良くないのだが、水深も浅く流れも無いのでじっくりとマクロ生物と向き合う。「おっ。ハシナガチョウチョウウオ!」「ややっ!ヤスジチョウチョウウオ」といった感じで 一瞬にしてチェックダイブのポイントに虜になる私。現金な男でスミマセン。ここでの名物とされる拳大のジョーフィッシュとも無事に対面しウキウキで撮影を続ける。しかし人間熱中すると時間が過ぎるのが早いもの。ガイドの出す浮上サインに少々寂しさを覚えながらエキジット。「あの、もうちょっと潜りたいんですけど。」その願いは叶わず後ろ髪引かれながら本船に戻った。日も傾いてきた夕方。港の周りの山々が夕陽 に照らされて黄金色に輝いていた。今晩からトゥ バタハリーフへ移動する。10時間後、目が覚めたらそこは世界遺産の海だ。

>>続きはPDFマガジンをご覧ください。

ページトップへ