フィリピン国内の島々が「世界で最も魅力的な島」を受賞

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米大手旅行雑誌『Condé Nast Traveler(コンデナスト・トラベラー)』が60万人を対象に実施した読者投票ランキング「Readers’ Choice Awards 2020」の「世界で最も魅力的な島―アジア」部門において、フィリピン国内の複数の島々が受賞。1位にはセブ島・ビサヤ諸島が選ばれたほか、パラワン島(4位)、シャルガオ島(5位)、ボラカイ島(6位)も選ばれており、フィリピンは同部門内で最も多くの島・エリアがランクイン。本記事では今ホットなフィリピン諸島の魅力についてご紹介していく。

ダイビングエリアとしても人気のフィリピンの島々

フィリピン諸島とは太平洋と南シナ海の間に位置し、ルソン島とミンダナオ島を主島とした7000以上もの島々から成る。今回受賞した島々をはじめ、フィリピンには多数のダイビングポイントが点在しており、世界各国からダイバーが集まってくる。オーシャナ読者の皆さまの中にも、「フィリピンが好き」、「潜ってみたい」という方も少なくないのでは。ここでは受賞した島々を中心に、それぞれのダイビングの見どころをご紹介していきたい。

「世界で最も魅力的な島―アジア部門」1位:セブ島・ビサヤ諸島

セブ島は、フィリピン中部のビサヤ諸島にある島。セブ島内には、ジンベエザメスイムができるオスロブ、大迫力のイワシの群れに出合えるモアルボアル、珍しいマクロ生物と美しい背景がカメラ派ダイバーに人気のリロアンなど、魅力的なダイビングエリアが多々存在する。そのほかセブ州に属しているマクタン島、バンタヤン島、マラパスクア島、オランゴ島などのセブ島周辺の小さな島々も、透明度の高い海や美しいサンゴ礁でダイバーに人気だ。特にマクタン島はセブ本島と1本の橋でつながっていてアクセス抜群な上、美しい海はもちろんエビやウミウシなどのマクロ生物も楽しめる。セブダイビングのきっかけとして、まずはマクタン島からチャレンジしてみてもいいかもしれない。

【セブのダイビングポイントの記事】

▶ダイビング天国・リロアンには夢幻の色がある!?背景にこだわってもっと魅力的な水中写真を:https://oceana.ne.jp/photo/89393

▶セブ・マクタンでマクロ三昧ダイビング!熱烈ガイドでマクロ写真撮影に目覚めました:
https://oceana.ne.jp/suika04_cebu_mactan_2019_08

▶︎イワシでも映える!?マコ旅@モアルボアルからみえた”映える秘密”とは?
https://oceana.ne.jp/after_report/101205

4位:パラワン島

パラワン島のダイビングスポットとして有名なのは、1993年にフィリピン初の世界自然遺産に登録された「トゥバタハリーフ」。この海域は3月中旬〜6月中旬のみ足を踏み入れることが許され、世界中のダイバーから注目を集めている。広範囲に広がる巨大なサンゴ礁は必見!

▶Tubbataha Reef 世界遺産トゥバタハリーフへの旅
https://oceana.ne.jp/webmagazine/200909_tubbataha

▶トゥバタハリーフ 世界遺産クルーズ
https://oceana.ne.jp/webmagazine/200808_tubbataha_furumi

今回の受賞にあたり、フィリピン政府観光省のプヤット大臣が「わが国の列島には、自然を愛する旅行者が新たに発見できる場所がまだまだたくさん残っています」と語るように、ランクインした島々の他にも、フィリピンには魅力的なダイビングポイントがたくさんある。世界的なコロナ禍が落ち着き、旅行に行けるようになったあかつきには、是非ご自身の好みのポイントを見つけて行ってみて欲しい。また、様々なダイビングエリアを効率的に回れるダイブクルーズを視野に入れて計画を立てるのもいいかもしれない。

▶︎フィリピンのウェブマガジン
https://oceana.ne.jp/webmagajine-category/wm-area-philippines

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