GWの定番 トゥバタハリーフクルーズ!
Philippine Tubattaha / フィリピン、トゥバタハ
世界遺産クルーズ! トゥバタハリーフクルーズ乗船レポート! 第6弾
Philippine Tubattaha / フィリピン、トゥバタハ
世界遺産クルーズ! トゥバタハリーフクルーズ乗船レポート! 第6弾
- Photo&Text
- 鍵井 靖章
- Design
- Tomato
- Special Thanks
- ワールドツアープランナーズ
Final day ギンガメアジの群れに囲まれて、最終日を迎える!
ノース・トゥバタハの最北端まで移動。1本目のポイントは「shark airport」。浅瀬の白い砂地がいくつもあり、そこにネムリブカが寝ていて、ダイバーが接近すると、飛行機が離陸するように飛び立っていく。それが、ネーミングの由来のようだ。次々に離陸していくネムリブカを眺めながら、潮の流れに乗って、進んでいくと、ゲストダイバーたちが、追いかけっこをしているのが見えた。近づいていくと大きなギンガメアジの群れが見えてきた。大きなギンガメアジの群れは、ゲストダイバーたちの前で、優雅に泳ぎ、みんなのカメラに収まっていく。他のグループは、イレズミフエダイの群れも観察したとのこと。ポイント毎によって、ポテンシャルがかなり違うが、その変化が、このトゥバタハリーフの特徴なのかもしれない。その年やクルーズ船、若しくはゲストの運、不運によって、ジンベイザメやマンタの遭遇率は異なるが、美しいサンゴ環境とそこで暮らす生き物たちとの出会いは素晴らしい。期間限定の世界遺産、トゥバタハリーフ環礁クルーズに是非!
Information
2年連続で、乗船取材を行ったBORNEOEXPLORER号。クルーの入れ替わりはあったが、知り合いのクルーもいて、楽しいクルーズライフを満喫することができた。GWに何隻ものクルーズ船が、日本人のゲスト向けにチャーターされているが、基本的なスケジュールや内容はほぼ同じ。日中に4本とナイトダイビング1本が毎日の基本メニュー。環礁内で一度クルーズ船が係留すると、その後は、各ポイントまではディンギーボートでの移動になる。しかし、それぞれのポイントまで近く(場合による)、ポイントも隣接しているので、1日4本〜 5本にダイビングも無理なく、時間に余裕を持って行うことができる。
そして、食事。毎食ビュッフェスタイルで、肉、魚、ご飯、サラダ、スープ、デザート、フルーツなど盛りだくさんで用意される。日本人向けの味付けで、クルーズ中の体重増加が気になる方も続々……(笑)。トゥバタハ環礁に着いてしまえば、その後は環礁内を移動、常に海況の穏やかな場所でクルーズ船を係留するので、船酔いの心配も少ない。「飲んで、食べて、潜って、寝る」、そんなクルーズの黄金リズムを満喫できるトゥバタハリーフクルーズなのだ!