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Hayama / 葉山

葉山の春夏秋冬

葉山の海に魅せられた個性豊かなガイド陣と共に過ごした、葉山在住カメラマンの1年の記録

Photo&Text
岡田裕介
Special Thanks
ダイビングショップNANA
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tomato
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Hayama / 葉山

葉山の春夏秋冬

葉山の海に魅せられた個性豊かなガイド陣と共に過ごした、葉山在住カメラマンの1年の記録

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岡田裕介
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ウェブマガジン葉山

夏の葉山【7~9月】

葉山「春夏秋冬」ウェブマガジン(撮影:岡田裕介)

NANAガイドさんの夏のオススメ!

水温が上がり群れが多くなります。ネンブツダイ、チャガラ、ハタンポなどがカジメ周りに群れるのがワイドの特徴でマクロでは季節来遊魚。生態関係ではニジギンポの抱卵、イソギンポの抱卵、マダコ抱卵などが観察できます。

夏の暖かな海でのんびりダイビング

例年6月頃に姿を消す海藻の森に変わり、水温が徐々に上がっていく夏場は、岩場の続く芝崎海岸で、潮が引いた時に作られる天然のタイドプールを楽しみました。

葉山 芝崎にある2つのダイビングポイントは、共に岩場が続いていて、エントリー/エキジットは正直なところ少し大変ですが、(一度、オーナーガイドの輝さんがバランスを崩すのを見て目のやりどころに困った事もあります…….)そのおかげで、生物にとっては生きていくのにとても良い環境が整えられているのです。(ちなみにこの岩場を歩く時には厚底のブーツをお勧めします。ブーツが薄いと足つぼマッサージのようになり、かなり辛いです。)

タイドプールは生物の宝庫。水深はひざ下から深くても胸辺り、 潮の動きもウネリもない時にはフィンも付けないで、 温かな水温の中でヤドカリやウミウシをゆっくりじっくりと、残圧も窒素も心配せずに集中して撮影する事ができます。夢中になって撮影していて気がつけば、3時間も経過していたこともありました。

また、浅場での撮影には太陽の位置にも気を配っていきたいです。特に海藻類が光合成をする時に出る気泡を入れた自然光での撮影には重要で、太陽の角度で見られる海中の表情も次々に変わって来るのが難しくも写真の面白いところ。

気泡を背景構図に入れた写真や、静止した水面が鏡のように写る様子など、誰もが撮りたいと思えるような写真が撮れるのもタイドプールのオススメポイントです。

僕らが撮影に夢中になっている周りでは、スノーケリングを楽しむカップルや岩場の上で昼寝するおじさん、磯遊びする親子など、そんな穏やかな夏の時間が流れる中でのタイドプールで、また新しいダイビングの楽しさを教わりました。

タイドプールに満足したら、夏の海中へも行ってみましょう。貝の中に卵を産みつけたニジギンポや抱卵中のスズメダイなど、数多くの子育て中の個体を多く見ることができます。

そんな中、個人的に興味を持ったのが抱卵中のマダコの様子。抱卵中の生物を撮影する時には、親が警戒して、攻撃的になる事が多いのですが、マダコの場合は僕らが巣穴を覗いたり、ストロボを当てて撮影したりしていても、威嚇するでもなく、ただじっと静かに卵を抱き守っている感じで、そんな姿に何だか心が打たれました。

またマダコの巣穴の入り口は、まるで人間が積み上げたかのように綺麗に石が積んであり、とても不思議な光景でした。

しかし、タコって子供の頃からその存在を知っているから何とも思いませんが、じっくり観察しているとほんと不思議な姿をした生き物だな~っていつも思います。

葉山「春夏秋冬」ウェブマガジン(撮影:岡田裕介)

ニジギンポと貝の中に産みつけた卵

葉山「春夏秋冬」ウェブマガジン(撮影:岡田裕介)

スズメダイの抱卵

葉山「春夏秋冬」ウェブマガジン(撮影:岡田裕介)

ネンブツダイの群れ

葉山「春夏秋冬」ウェブマガジン(撮影:岡田裕介)

サラサエビ

葉山「春夏秋冬」ウェブマガジン(撮影:岡田裕介)

トゲアシガニとウツボ

葉山「春夏秋冬」ウェブマガジン(撮影:岡田裕介)

岩の間に隠れているミナミハコフグの幼魚

葉山「春夏秋冬」ウェブマガジン(撮影:岡田裕介)

3匹のアオウミウシ

葉山「春夏秋冬」ウェブマガジン(撮影:岡田裕介)

マダコの抱卵

葉山「春夏秋冬」ウェブマガジン(撮影:岡田裕介)

チャガラの群れ

葉山「春夏秋冬」ウェブマガジン(撮影:岡田裕介)

コケギンポ

葉山「春夏秋冬」ウェブマガジン(撮影:岡田裕介)

しらすのお兄さんはカタクチイワシ

葉山「春夏秋冬」ウェブマガジン(撮影:岡田裕介)

アオウミウシと気泡

葉山「春夏秋冬」ウェブマガジン(撮影:岡田裕介)

とぼけた顔の可愛いナベカ

葉山「春夏秋冬」ウェブマガジン(撮影:岡田裕介)

黄色が際立つカゴカキダイの群れ

Special Thanks

ダイビングショップNANA(撮影:岡田裕介)
ダイビングショップNANA
http://www.nana-dive.net/
葉山生まれ・育ちの佐藤輝さんが率いる「ダイビングショップNANA」。 ガイド会に所属する輝さんはフォト派には心強い存在だが、「いろんなダイバーに潜って欲しい」の言葉通り、4~6班のチーム分け、そして、三浦のボートポイントも潜れる態勢が整っているので、文字通り、Cカード講習、ビギナーから変態フォトダイバーまで、ケアが可能。施設もきれいで、居心地がよく、都内から1時間でアクセス可能とあって、「葉山というよりNANAへ遊びにきている」というリピーターも多い。
神奈川県三浦郡葉山町堀内647
TEL046-854-4770
info@nana-dive.com
営業時間8:00~18:00

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