久米島ダイビング紀行~命輝く季節・初夏の球美島~
Kume / 久米島
貴重な生態シーンを激写!
Kume / 久米島
貴重な生態シーンを激写!
- Photo&Text
- 越智隆治
- Special Thanks
- DIVE ESTIVANT
- Design
- Yoshiko Murata
久米島の海の魅力を、ガイド力で満喫させてくれるダイブ・エスティバン
今回お世話になったのは、久米島のダイブ・エスティバン。
オーナーガイドの川本剛志さんを筆頭に、海を愛する精鋭ガイドたちが余すところなく、球美の島の海中を案内してくれる。
ゲストに楽しんでもらうために、潮の流れを読む事、生態観察に関して日々精進している彼らの姿勢は、「これぞ、プロガイド集団」と思わせてくれる。
6人のガイドが、53フィートと、久米島一の大型ダイビングボートYOU-GO号と、39フィート、18人乗りのエスティバン1号で対応。
どちらも広々としたトイレと、ドライエリアがあるのが嬉しい。
ビギナーやシニアダイバーのケアから、データをもとにした生態、潮を読んで大物を当てるダイビングなどなど、フォト派やマニアックなリクエストにも対応可能。
■大型ダイビングボートのyou-go
■オーナーガイド・川本剛志さん
ガイド会会長もつとめる、ガイドのエキスパート。
久米島の海で常に魚たちの新しい生態を観察し、自らも水中カメラを持ってその美しいシーンを記録に収める水中写真家でもある。
2年続けて一緒に潜り、ガイド力の高さを実感。
写真撮影してもなかなか笑顔を見せてくれないので、一見気難しい印象があるが、とても周囲への気遣いをする人。
そして、久米島の海と魚たちへの深い愛情とゲストへのそうした優しさが、エスティバンの人気の秘密でもある。
余談だが、写真のミヤビチュウコシオリエビは、川本さんが発見に貢献したこともあって、
その学名(Munida Kawamotoi)には、彼の名前がつけられている。