2022年1/9開催!イベント盛りだくさんの安全潜水祈願祭in伊豆大島に注目
東京の竹芝桟橋からジェット船で約1時間45分で行ける離島・伊豆大島では、ダイバーの安全を願う‟安全潜水祈願祭”が毎年1月に開催される。伊豆大島にあるすべてのダイビングサービスが所属する「大島ダイビング連絡協議会」主催のこのお祭りは、ダイバーが楽しめるイベントが盛りだくさんなのが魅力。2022年は1月9日(日)に開催予定で、ダイビング器材メーカーや水中撮影機材メーカー、ドライスーツメーカーの製品を無料で使用できるモニター会や、入賞すれば豪華賞品がもらえるフォトコンテストなどが催されるとのこと!さっそく、気になる内容をみていこう。
地元神主が執り行う‟安全潜水祈願祭”
伊豆大島‟安全潜水祈願祭”の朝は早い。ダイビングポイント「秋の浜」※にて8時30分から開催予定だ。当日は利用するダイビングサービスのスタッフとご来場を。
祈願は、元町地区にある「吉谷(よしや)神社」の神主が行う。
吉谷神社は、伊豆大島のシンボル・三原山の神である三原大明神を祀っている。そんな吉谷神社からの祈願なら、三原山のパワーを存分に注入してもらえそうだ。
祈願していただいた後は‟ダイビングのお守り”のプレゼントもあり。
お守りは木製で、‟安潜祈願”の文字が彫られている。レギュレーターのファーストステージやBCDに取り付けても。きっと危険から身を守ってくれるはずだ。
また、2021年の安全祈願祭で配布したお守りをご持参の方は、その場で景品と交換できるそう。参加された方はお忘れなく。
※海洋状況次第で、開催ポイントが変更される場合があります。当日は現地ダイビングサービスの案内に従ってください。
ダイビング製品を無料で試せるモニター会
安全潜水祈願祭が開催される秋の浜では、ダイビング製品のモニター会が開催される。今年はダイビング器材メーカーや水中撮影機材メーカー、ドライスーツメーカー3社がブースを設置して参加!
■株式会社ゼロ
取り扱い製品:人気のアニマルフードや水中ライトなど
■株式会社フィッシュアイ
取り扱い製品:水中ライト、レンズ、ハウジング、ヒートベストなど
■株式会社キヌガワ
取り扱い製品:フィン・マスク・スーツなど
開催期間は1月8日(土)~10日(月)の三連休中。安全潜水祈願祭に参加してから立ち寄ってもよし、別日に行ってもよしだ。
豪華賞品多数!「はえもの限定」ワンデイフォトコン
安全潜水祈願祭当日には、「はえもの限定」ワンデイフォトコンも開催される。
主催の大島ダイビング連絡協議会からは「よくあるフォトコンじゃおもしろくないよね?」という声が多数挙がったため、 被写体を「はえもの」に限定。
「はえもの」って何?と思った方は、以下の例をご覧あれ。
・エンタクミドリイシサンゴやアワサンゴなどのハードコーラル
・ウミトサカやフトヤギなどのソフトコーラル
・イソギンチャクの仲間やウミヒドラの仲間やウミエラ
・ウミシダの仲間やガヤの仲間
・イバラカンザシなどのケヤリの仲間
・海草や海藻
これら「はえもの」を、そのまま主役にして撮ったり…
脇役や背景にして撮ったり…
ダイバーを入れ込んでワイドに撮ってもOK!アイディア次第で何通りも撮影できそうだ。
審査員長は水中写真家の阿部秀樹氏。審査結果はフォトコン翌日の朝7時30分に発表!(なんと阿部氏が徹夜で審査してくださるとのこと)
金賞、銀賞、銅賞に各1作品、入賞に3作品が選出される予定。入賞すれば、ダイブコンピューター、水中ライト、マスクなど豪華賞品をゲットできる!
ぜひ、金賞を狙って参加したい。
くわしい内容や参加方法はこちら
フォトセミナー「アベマジック」開催!
「はえもの限定」ワンデイフォトコンの審査員長を務める阿部氏によるフォトセミナー「アベマジック2022」も1月8日(土)~10(月)の三連休に開催される。
毎年大好評の同セミナーでは、3日間を通して参加することでレベルアップを図る構成がされているが、土日の2日間だけ参加することも可能。1日のスケジュールには、座学と海での撮影が交互に組み込まれているのでメキメキ上達するはず!ワンディフォトコンに挑戦される方の参加もおすすめ!
くわしい内容や参加方法はこちら
このように魅力満載の安全潜水祈願祭。「一年の計は伊豆大島にあり」ということで、ぜひ参加してみては。
プロフィール:水中写真家 阿部秀樹氏
1957年、神奈川県藤沢市に生まれる。立正大学文学部地理学科卒業、現在阿部秀樹写真事務所代表。最近は日本国内の海に眼を向け知床半島から沖縄まで幅広く活動している。 ライフテーマとして水中生物の繁殖行動、夜の海、水中の四季、の撮影がある。また頭足類(イカ・タコ)では国内外の研究者との連携で撮影を行っている。
仏映画「OCEANS」スチル写真担当(一部)。