世界中のダイバーが集うメナド
Manado / メナド
Indonesia Menado
Manado / メナド
Indonesia Menado
- Photo&Text
- Ryo Minemizu, Yoko
- Special Thanks
- U Tour Service, Tasik Ria Resort, Kungkungan Bay Resort, Eco Divers, Siladen Reost & Spa, Walea Dive Center Resort
世界中のダイバーが集うメナド
日本からシンガポール経由でひとっ飛び、インドネシア・スラウェシ州北部のメナド周辺の海は、ドロップオフを飾る美しいサンゴ礁が有名なブナケン国立公園、沈船やブナケンエリアとはまた一味違ったマクロウオッチングが出来るメナド市南北エリア、バンガイカーディナルフィッシュやヘアリーフロッグフィッシュなどをはじめ、多彩で個性ある生物層に魅せられるレンベ海峡など、ダイビングのバリエーションが豊富。世界中のダイバーが集うメナドと、その周辺海域の海の魅力について、快適なリゾートライフと共にご紹介します。
メナドの壮大なドロップオフとその魅力
私がはじめてメナドの海に潜ったのは今から12年ほど前、当時はメナドの海がようやく注目されてきた頃で、今ほどダイビングサービスも多くなく、半ば手探り状態で行ったメナドの地で、初めて海の中を見た時のあの感動は今でも忘れられない。メナドのダイビングポイントの中で、もっとも有名なのがブナケン島を中心とするブナケン国立公園エリア。このブナケン国立公園には、ブナケン島の他、シラデン島、メナドトゥア島、マンテハゲ島、ナイン島からなる大小5つの島があり、いずれの島も1600mから立ち上がるドロップ オフとなっている。これらの島の魅力の一つは、なんと言ってもそのドロップオフのダイナミックさにある。島の縁は浅いサンゴのリーフになっていて、そこから一歩踏み出すと、急激に落ち込んだひたすら碧い景色が広がっていて圧倒される。その碧の中を悠々と泳ぐイソマグロや何かのリズムに乗っているかのように突然現れるタカサゴの群れなど、魚影も濃くて、魚たちが活き活きとしている様子はこの海の魅力の一つと言える。