石垣島から繋がる 八重山全島巡り旅
Yaeyama Islands / 八重山諸島
石垣島を拠点に、八重山諸島を一気に巡る旅!
Yaeyama Islands / 八重山諸島
石垣島を拠点に、八重山諸島を一気に巡る旅!
- Photo&Text
- 古見きゅう
- Design
- Tomato
- Special Thanks
- :ダイブステーション ゆいマーレ
石垣島から繋がる 八重山全島巡り旅
「八重山の島々を潜り倒したい!」多くのダイバーが同じことを思ったことがあるのではないだろうか。なかなか長い休みが取り難いご時世ではあるけれど、石垣島を拠点とすれば最小限の日程で、その可能性は格段に広がりをみせる。全島制覇も夢ではない。八重山暦15年の豊富な経験を生かし、細やかな判断に沿いその時ベストなポイントをチョイスし潜り倒す。ダイブステーションゆいマーレが贈る、八重山の島々を繋げる旅、ダイバーの笑顔を結びつける旅へ出発!
[石垣島]
豊富な環境が取り揃う最強マルチアイランド
今回の八重山全島制覇の拠点となるのは石垣島。各島々へのアクセスにはじまり、滞在するにあたってのホテルや食事処、スーパーからコンビニや薬局まで生活に必要なものは全て揃ってしまうという抜群の滞在環境が整っている。実はこれ、海の中にも当てはまるもので、石垣島周辺のポイントはとても環境豊かでバリーションに富んでいる。
今や説明不要の存在でもあるマンタも、従来の「マンタスクランブル」だけでなく、新たに「マンタシティポイント」も開拓された。行けば必ず見ることが出来るという訳ではないが、僕は10年以上石垣の海に通っていて、出会えなかったことは一度もないような気がする。この遭遇率はやはり驚異的なものだろう。
サンゴがお好みならば「米原Wリーフ」がおススメ。幾重にも重なるように積み重なるテーブルサンゴや畑のように広がるエダ状サンゴ。そこに様々な魚が群れるので、贅沢に全部ひっくるめた広い視野で楽しみたい。美しい光の筋が差し込む「崎枝迷路」では探検感覚で地形もサンゴも一緒に楽しむことができるし、大崎周辺や名蔵湾ではプリティ系のお魚や、ちょっぴりオタクなマクロ生物も撮影することができる。なんだかんだ言っても石垣のポイントは奥が深く、シーズンごとに見所が変わる万能エリアなんですね。
石垣の海と言えばマンタスクランブルというイメージが強いと思いますが、マンタ以外にも海の魅力がたくさんあります。<米原Wリーフ>では、青い海と一面に枝サンゴ広がっていてそれだけで癒されます。<崎枝迷路>の浅場は、本当に迷子になりそうな地形が広がっていて、地形大好きな僕のお気に入りポイント。<御神崎エビ穴>のガレ場には、ハゼがあちこちに生息し、洞窟を抜けると枝サンゴの群生が見られます。ビギナーもベテランも楽しめるのが石垣の海です。