世界遺産・コモドの海を巡る、魅惑の帆船クルーズ!
Indonesia Komodo / インドネシア、コモド
2つの海流が交じり合う奇跡の海、5日間の帆船クルーズの旅
Indonesia Komodo / インドネシア、コモド
2つの海流が交じり合う奇跡の海、5日間の帆船クルーズの旅
- Photo&Text
- 鍵井 靖章
- Art Direction
- PanariDesign
- Design
- Yoshiko Murata
- Special Thanks
- エス・ティー・ワールド
世界遺産・コモドの海を巡る
魅惑の帆船クルーズ!
恐竜の末裔と形容される「コモドドラゴン」で有名なインドネシアのコモド島。世界遺産にも登録された大自然の魅力は、陸上に止まらず、海中世界まで広がっている。
2つの海流が交じり合う奇跡の海で、海の魅力にどっぷりはまる5日間の帆船クルーズの旅。
コモドの乾季シーズン(4月〜10月末)に開催される乾季オンリーのコモドクルーズです!
誰もが憧れる海中風景が広がるコモド北部の海!
コモドの主なダイビングポイントはコモド島、リチャ島周辺に点在する。
ポイントはたくさんあるが、メインとなるのは30箇所ほど。
クルーズのルートとして、コモドは北部、南部、セントラルに大別され、それぞれ特徴的なダイビングポイントを楽しむことができる。
まず、西部太平洋からの潮流が流れ込むフローレス海に面した北部は、透明度と水温が高い海域。
コモドを代表する大物ポイントのキャステルロック、クリスタルロックでダイビングを楽しむことができる。
両ポイントとも海面下にある大きな沈み根で、キャステルロックでは、大型回遊魚のイソマグロ、ロウニンアジなどが普通に見られ、早朝、サンセット、大潮回りではタカサゴ、ウメイロ類が大きな群れを作り、それをロウニンアジ、カスミアジが囲むように襲うシーンが見られる。
時にはイルカも捕食に現れるというから驚きだ。
また、とにかくハギ類のヒラニザ、サザナミトサカハギ、ブルーユニコーンなどの群れが大きく、潮流次第では、ぐっと固まっている。
そんなダイナミックな環境の海。
また、季節(4、5、9、10月の新月週)によって産卵のために集まるイレズミフエダイも見られる。
クリスタルロックも同じようなダイナミックなシーンが展開される。
そして離れ根では、ハード&ソフトコーラルが群生する美しい景観が見られ、マダラトビエイ、ナポレオン、ヒメフエダイやイエローリボンスィートリップスの群れなどが見所となる。
他にも、砂地にサンゴの根が点在し、スカシテンジクダイ、キンメモドキなどが群れるギリラワチャネルやパラダイスリーフもお薦めポイントだ。