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Iwate / 岩手

東北の元気な海を見てください。Part.2 越智隆治・秋模様

サーモンスイムの季節。白鮭の産卵を激写!

Photo
越智 隆治
Text
寺山 英樹
Special Thanks
ダイビングショップRias、モア・プロジェクト・ジャパン
Design
PanariDesign
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今年も鮭がやって来た!
津波にも負けなかった鮭の遡上

岩手・大船渡市綾里川のサーモンスイム(撮影:越智隆治)

燃える秋に山が染まるころ。
岩手県の綾里川(りょうりがわ)は、産卵のためにやってくる白鮭の遡上の真っ只中。
4年の時を経て、大海原から戻ってきた鮭は、“命の引き継ぎ”をするためだけに、ただただひたすら上流を目指し、やがて役目を終え、死ぬ。

山のふもとを流れる綾里川

山のふもとを流れる綾里川。この川幅の狭い小さな川が遡上の舞台

そんな神秘の営みを間近でみようと、2009年から開催されているのがサーモンスイム。
しかし、津波によって川はがれきで埋まり、鮭が遡上することは二度とないのかとすら思われたが、ここでダイバーたちが立ち上がる。
いち早く結成された「三陸ボランティアダイバーズ」の活躍により、がれきは片づけられ、津波のあったその年、2011年にも鮭は帰ってきたのである。

秋深まるころ、サーモンスイムはピーク

秋深まるころ、サーモンスイムはピーク

鮭が力強く遡上するその光景は、まさに復興を予感させる象徴となり、この土地に住む人にとっても、その見慣れたはずの光景は大きな希望になったのだという。
2012年10月上旬。
例年よりやや遅れ気味ではあるものの、今年も無事に鮭の遡上が始まった。
そして、例年なら静けさを取り戻すはずの12月も半ばの綾里川では、まだ白鮭たちの戦いは続いている。

岩手・大船渡市綾里川のサーモンスイム(撮影:越智隆治)

Special Thanks

divingservice_rias
ダイビングショップRias
http://kuma130kg.com

三陸ボランティアダイバーズの理事長としても活躍するくまちゃんこと佐藤寛志さんのダイビングショップ。
綾里川のサーモンスイムもナビゲート。

岩手というと遠いイメージがあるが、池袋から出発する夜行バスを利用すると効率的。夜の23時ごろに出発し、ダイビングポイントの「浪板海岸」まで数分に位置する越喜来の停車場には早朝7時30分ごろ到着する。

※サーモンスイムの場合の集合場所や時間は要問合せ。

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