カメラ女子ダイバーinセブ島・ボホール島
Philippines / フィリピン
カメラ女子ダイバー、セブ島へ!
Philippines / フィリピン
カメラ女子ダイバー、セブ島へ!
- Photo&Text
- 越智 隆治
- Model&Photo&Text
- 齋藤 絵理
- Special Thanks
- BLUE CORAL
- Design
- Yoshiko Murata
巷では、カメラ、特にミラーレス一眼を持って街や海、山、そして海外に出かけるカメラ女子が増殖中。
そのムーブメントはダイバーの間でも広まっているようだ。
ということで、フィリピンのセブでも、そんなカメラ女子ダイバーに潜りに来てもらおうと、今回の企画を提案。
普段から写真大好きで、実際、陸でも水中でもカメラを持って旅に出かけることの多い、モデルのエリちゃんに、セブの陸と海を、彼女の感性で撮影してもらった。
バンカーボートに乗り込んで、ダイビングスタート
今回、カメラ派女子のためのナビゲーションとして、モデルのエリちゃんにも陸でも、海中でも、ミラーレス一眼で実際に撮影してもらい、カメラ女子である彼女なりのセブの楽しさをどんどん切り取ってもらうことに。
フィールドとして選んだのは、BLUE CORAL本店のあるマクタンエリア、そして、支店のあるボホールとボルホーン。
そこから足を延ばせるバリカサグ、スミロン、そしてオスロブなどなど、ダイビングしながらの一人旅(実際には一人じゃないけど)を満喫しながら、思い出に残るフォトアルバムを作成してもらった。
まずは、ハウスリーフと日帰りポイントで腕試し。
マクタンのBLUE CORALのあるホワイトサンズリゾートに到着し、カメラを持ってまず向かったのがハウスリーフと、日帰りポイントのオランゴ島、ナルスアン島、そしてヒルトゥガン島。
ミラーレス一眼をハウジングに入れて、まずは肩ならし。
とは言っても、ハウスリーフには、イワシの大群が見れて、肩ならしの被写体としては、申し分無い。
巨大なイワシの群れは、まるで空を覆い尽くす雲海のように水面下に広がっていて、変幻自在に姿を変えるので、何枚シャッターを切っても飽きない。
エリちゃんも、モデルである事を忘れて、夢中でこの巨大なイワシ玉を撮影し続けていた。
ナルスアン島では、水中にある女神像と自分撮り、そして、元気なサンゴやニセクロホシスズメダイの群れを撮影。
ヒルトゥガン島ではツバメウオの群れやロウニンアジの群れ狙い。と、ワイド撮影に適した、簡単に狙える被写体が目白押し。
オランゴ島では、レンズを変えてマクロ生物狙いのダイビング。
個人的にはマクロでじっくりが好きなエリちゃん、気に入った小さな被写体を見つけると、じっと動かなくなって、撮影に集中。
その集中振りは、プロカメラマンの僕以上でした。
ミニサファリでボホール、バリカサグへ
船上での撮影も楽しめる。
今回は、バンカーボートに乗って、ミニサファリ。
BLUE CORALの支店があるボホール、ボルホーンへも足を伸ばしました。
移動日は、天気も良くて、海も穏やか。最高の撮影日和!
船上でも、被写体を見つけて積極的に撮影を行なうエリちゃん。
ガイドのダイスケ君、ナナカちゃん、そしてヒロさんだけでなく、カメラマンの僕にまでカメラを向けて撮影しまくり。本当に写真撮るのが好きみたい。
「何か面白いアイディアは無いですか?」と訪ねられて、自分も今までにしたことが無かった写真撮影方法を考えてみた。
すでに何度も乗船しているバンカーボート。
そこで新たな撮影スタイルを見つけ出すのはちょっと難しかったけど、ガイドのサングラスに注目。
そこに写る海と空、それにエリちゃんやナナカちゃんを撮影してみた。
こんなアングルで撮影するには、皆の協力が必要になるので、事前に打ち合わせしていくのがいいかもしれない。
しかし、べた凪の海での、バンカーボートに乗船しての定番写真は、やはりストレートに撮影する、こんな写真。
周囲を島々に囲まれたセブの海、それにフィリピン特有のバンカーボートだからこそ高確率で狙える1カットだ。
ボボールでは、観光地を巡る陸上撮影を満喫。
ボホールでは、ホテルに1泊して、観光地を巡った。
大蛇、パイソンを抱っこできるというXzootic Animal Park、世界最小のメガネザル、ターシャが見れるロボックのターシャコンサベーションエリア。そして、不思議な地形のチョコレートヒル。
エリちゃんが一番目を輝かせたのが、大蛇を抱っこできるXzootic Animal Park。
ここでは、撮影よりも、自分がパイソンと一緒に撮影してもらう事に夢中になっていたエリちゃん。
さすが、普段からワイルダーなエリちゃん、まったく臆する事もなく、真っ先に大蛇パイソンに寄り添い、満面の笑みで記念撮影。
「最高っす!」ってかなり男勝り振りを発揮。
ガイドのナナカちゃんとは大学の先輩、後輩ということがわかり、そんな男っぷりの良いエリちゃんに共感。
「私、エリちゃんに、着いて行きます!」と普段はパイソン触らないナナカちゃんなんだけど、このときは、エリちゃんのモデル役として、頑張ってパイソンを抱っこしてました。
ターシャは、小さくてなかなか上手に撮影できる位置にいてくれる子がいなかったのと、暗い場所にいる割には、ストロボ撮影禁止なので、撮影には悪銭苦闘していたけど、「かわいいっすね~」ってまた男っぽい感想を述べるエリちゃん。
モデルでポーズ取るだけでなく、自分で撮影もできて楽しいからか、かなり地を出し始めたエリちゃん。
まあ、そういうキャラの方が自分も仕事がし易い。
チョコレートヒルでは、何故かホウキに乗って、ジャンプしてトリック写真を撮影する記念撮影が流行っている。
ホウキは使わなかったけど、意気投合したエリちゃんとナナカちゃんでトリック写真を撮影して楽しんでいた。