大物狙いオンリー!パラオ

ウェブマガジン・デイドリームパラオ2015

Palau / パラオ

デイドリームスペシャルサファリ

Photo&Text
越智隆治
Special Thanks
Day Dream Palau
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Panari Design
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Palau / パラオ

デイドリームスペシャルサファリ

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バラフエダイの産卵を求めて
南のペリリューへ

ぐるぐるマンタを堪能してコロールに戻り、一泊すると早朝から南のシャークシティーへ。ペリリューやカヤンゲルと並ぶパラオの3大大物ポイント。ここでは今回、バラフエダイの大産卵を目撃。数千匹のバラフエダイの産卵が始まると、煙幕のような精子が海中を白濁させる。

パラオウェブマガジン(撮影:越智隆治)

今回は、シャークシティーで目撃したバラフエダイの大産卵

激しく上昇しての大産卵は圧巻というしかない。その産卵で弱ったバラフエダイを狙うように、リーフ上には、ドラム缶のようにぶっとい体躯をしたブルシャークの姿が!

シャークシティーでの大産卵を堪能した後は、ペリリュー島へ。エクスプレス、コーナーを潜って、早速バラフエダイとロウニンアジの群れをと思い、潮の流れを読んでコーナー側からエントリー。するとエントリー直後に姿を見せたのは、何と! グレートハンマーヘッドシャーク(ヒラシュモクザメ)だ!

パラオウェブマガジン(撮影:越智隆治)

ペリリューコーナーのドロップオフに、流れから身を隠して、先端へと進む

ラッキー! と思いながら泳いでいると、今度は警戒心の無いマダラトビエイが避ける事無く向かってくる幸運! さらには魚厚の濃いツムブリの群れに巻かれ、最後は余裕でロウニンアジの群れに巻かれる。

パラオウェブマガジン(撮影:越智隆治)

ペリリューカットで、僕の存在にしばらく気づかずに、向かってきたマダラトビエイ

パラオウェブマガジン(撮影:越智隆治)

今やペリリュー定番とも言える、ロウニンアジの群れ

さすがに南は「外す」事は相当に変な流れが入って来ない限りはあり得ない! くらいに思っていたのだけど、翌日からの早朝のバラフエダイの産卵が、どうも過去のデータからずれていたようで、上手く見ることができなかったのが心残り。

それでも、今回は、バラフエダイの群れとロウニンアジの群れのコラボ、バショウカジキ、イソマグロの群れ、ぐるぐるマンタと北が大当たりしたので、参加したゲストも皆大満足のサファリだったようだ。

パラオウェブマガジン(撮影:越智隆治)

今回は、北でも南でも、ツムブリの大群に巻かれることが多かった

パラオウェブマガジン(撮影:越智隆治)

バラフエダイの大産卵の時期が過ぎると、今度はイレズミフエダイのシーズンに突入だ

パラオウェブマガジン(撮影:越智隆治)

バラクーダの群れもあちこちのポイントで見かける

パラオウェブマガジン(撮影:越智隆治)

早朝と博打的なハードなガイドを乗り切り、船上で泥のように眠るガイドの遠藤さん。お疲れさま

パラオウェブマガジン(撮影:越智隆治)

ペリリューの南にあるキャンベック

南北縦断サファリは、そのときの海のコンディションなどによってコースは変わる。今年予定されているのは、

  • 第1回 3月15日~ 3月21日 南北サファリ
  • 第2回 5月12日~ 5月16日 イレズミフエダイ、ベラスコリーフ
  • 第3回 5月16日~ 6月19日 ベラスコリーフ
  • 第4回 6月13日~ 6月16日 ベラスコリーフ

の計4回。2015年の南北縦断サファリは、すべてクルーズ船・龍馬号を利用して開催予定です。コロールからは日帰りでのスペシャルサファリトリップを現在企画中。詳細は現地にお問い合わせください。

満月周りを取るか、新月周りを取るかは、あなた次第。パラオの定番、ブルーコーナーやブルーホール、ジャーマンチャネルを潜り飽きてしまった、あるいは、そうでは無いけれど、パラオの他のエリアにも潜ってみたいと言う方は是非、参加することをおすすめする。

※今回ガイドしてくれた遠藤さんは、日本事務所勤務になりました。サファリの詳細などお気軽にご相談ください。

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