大物狙いオンリー!パラオ

ウェブマガジン・デイドリームパラオ2015

Palau / パラオ

デイドリームスペシャルサファリ

Photo&Text
越智隆治
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満月周期のぐるぐるマンタ狙い

カヤンゲルからの帰路、北エリアで狙ったのは、ユウカクチャネル外洋でのぐるぐるマンタ。ぐるぐるマンタとは、捕食に集まったマンタの群れの事。多いときには、50匹程の群れが捕食する圧巻シーンに遭遇できることも。最近では、新月周りがぐるぐるマンタの狙い目と考えられているようだが、決して新月だけでなく、満月周りでもその可能性が無いわけではないらしい。

前回の取材では、新月周りで大産卵を行なうイレズミフエダイやコブダイ狙いでもあったので、新月周期でこのぐるぐるマンタを狙い、3日連続で遭遇することができた。

では満月周りでは?という疑問に対しての回答は、今回見事に20匹程のマンタが捕食に姿を見せてくれた。「満月周りでも、新月周りでも、潮や風の条件が揃えば、このぐるぐるマンタを狙える事がわかってきた。

パラオウェブマガジン(撮影:越智隆治)

20匹以上のマンタが姿を見せてくれた

パラオウェブマガジン(撮影:越智隆治)

捕食のときには、お腹を見せてぐるぐると回転する

これも、博打的なダイビングで、確率はまだ高くは無いけれど、今後、パラオ北部の大物ダイビングコースの一つに組み込まれる事になる。

それにしても、マンタたちが列をなし、大口を開けて姿を見せる様子は壮観だ。過ぎ去ったかと思えば、またプランクトンを捕食するために、180度旋回して舞い戻ってくる。ときには、同じ場所でぐるぐると弧を描き、捕食を繰り返す。

パラオウェブマガジン(撮影:越智隆治)

大きな口を開けて、捕食しながら向かってきたマンタたち

パラオウェブマガジン(撮影:越智隆治)

編隊を組んでやってくるマンタ

見られた時には、自分の大物運の良さを素直に喜べばいい。見られないと虚しいダイビングだけれど、またリベンジしたくなる。

2015年はコロール店から日帰りで開催する。

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