ワイドで魅せる久米島 久米島紀行part2
kume / 久米島
ワイドな視点で見た久米島
kume / 久米島
ワイドな視点で見た久米島
- Photo&Text
- 越智隆治
- Model
- 稲生薫子
- Special Thanks
- DIVE ESTIVANT
- Design
- tomato
昨年のオーシャナ久米島ロケでは、生き物の生態メインで取材を行った。魚の生態を徹底的に調べ尽くしているのがエスティバンのガイドたちの持ち味でもあるからだ。今年はワイドなシーンメインで久米島の海中の魅力を取材してみることにした。久米島随一の豪快ワイルド系ポイント、トンバラを初め、ワイドな視点で見た久米島。前回の「久米島紀行」生態編と合わせてご覧いただければ、久米島の海の楽しみ方のバリエーションの多さに驚かされるだろう。今年の夏も、久米島でダイビングを満喫してみよう!!
まずは豪快・爽快ポイント、トンバラヘ!
トンバラは久米島の最南端に位置するポイント。トンバラとは、飛原と書くのだそうだ。奄美地方では、離れて海上にある岩を「トンバラ」と呼ぶそうで、久米島のトンバラ以外にも同名の岩が存在している。
久米島のトンバラは、冬にはハンマーヘッドシャークの群れが見れたり、ジンベエザメやタイガーシャークなどが見れることもある大物ポイント。この時期の定番の大物といえば、イソマグロの群れ。多いときには、50匹くらいが群れることもあるという。
透視度50mはあるのではと思うような突き抜ける久米島ブルーの海に潜る爽快感。激しく岩に砕ける波を見上げながらのダイビングは、浮遊感も相まって、夏の沖縄を感じさせてくれる豪快なダイビング。
今回はある意味大物の巨大なミカドウミウシにも遭遇。このカラフルで異常に大きなウミウシもトンバラで遭遇することが多いのだそうだ。