ワイドで魅せる錦江湾の魅力
Kinkowan / 錦江湾
桜島のお膝元を潜る!
- Photo
- Takaji Ochi
- Special Thanks
- Scuba Diving Shop SB
- Edit
- Harumi Yamamoto
- Design
- Panari Design
Kinkowan / 錦江湾
桜島のお膝元を潜る!
- Photo
- Takaji Ochi
- Special Thanks
- Scuba Diving Shop SB
- Edit
- Harumi Yamamoto
- Design
- Panari Design
愛らしい「さくらんぼう」と出会う。
前述の通り錦江湾は、先人の開拓によって、多くの珍しいマクロ生物が確認されている。今回はワイドメインだったために、あまりマクロ撮影は行わなかったので、紹介できる生物が少ないが、アカオビハナダイ同様に、この海のアイドル的なハゼを紹介しよう。
日本では、どこでも見られるネジリンボウ。だけれど、この個体数が半端ない。桜島周辺には、いざ噴火したときに船を寄せる、避難港がある。その中の第五避難港の周辺には、水深5m程度からネジリンボウのコロニーがあり、右にも左にも、前にも後ろにもネジリンボウという状況になることも。
しかし、このネジリンボウ、通常の個体と比較すると、かなり体色が違う。黒みがかっていて、顔の部分や胴体はピンクを帯びている。そんなことから、「さくらんぼう」と呼称がついていて、観察も撮影もしやすいことから、錦江湾を潜る多くのダイバーから愛されている。
今回は、ワイドの紹介が中心なので、他のマクロ生物については、また機会があればご紹介したい。ワイドだけでも絶対楽しめる錦江湾、ぜひ、チャレンジしてみて欲しい。
DIVING SERVICE
〒891-0144 鹿児島市下福元町7641 10:00~19:00 (休)毎週火曜日(夏季7~9月無休)
Tel.& Fax.099-262-5838 bucubucuclub@yahoo.co.jp
http://sb-diving.sakura.ne.jp
今では、あまり潜られない錦江湾をメインにガイドする、数少ないダイビングサービス。しかも、錦江湾と外洋の南薩摩、鹿児島の両方のダイビングスポットに、自社ボートを所有している唯一のサービスだ。
オーナーの松田康司さんは、ガイド会に所属。錦江湾でのダイビングに強いこだわりを持ち、日々、錦江湾の魅力を発信し続けている。奥さんの環さんの物怖じしない、天真爛漫(!?)なキャラもゲストには大ウケ。その勢いに、こちらがたじろぐこともしばしば。
スタッフの射手園さんは、超天然。マイワールドが強すぎて、時に人と会話しているのか、黄泉の世界から来た人と会話しているのか、わからなくなることも多し。
2隻の自社ボートを操船するのは、松田さんのお父さんの松田俊一さん。法律方面の意外な経歴に、ちょっと驚かされると同時に、姿勢が正される。