予言。ヤドカリは来る! @富戸
日本全国潜り歩き・伊豆行脚編@富戸
今日も富戸。
お世話になるのはお馴染みの《スキューバプロショップ富戸》の村井ちゃん。
強烈なラブオーラを放つガイドじゃ。
1本目は村井ちゃんのハマっている”ヤドカリのみ”ダイビング。
さあ、何ヤドカリ見られるかっ!?
まずは岩場でヤドカリ探し。
和尚、ほらほらいるよ〜。
クロシマホンヤドカリ
村井ちゃんが次々にヤドカリを目の前に並べてくれるが、
なかなか出てこない……。
シ〜ン。
あ、出てきた!
ケブカヒメヨコバサミ
とカメラを構えると引っ込む。
あ、今度はこっちが!
ケブカヒメヨコバサミ
と、カメラを構えると引っ込む。なかなか撮影が難しい。
岩に張り付いて出てくるのを待つわしに村井ちゃんが撮影のコツを伝授。
穴を上に向けず、ある程度、下向きにすると出てくるので、
出てきたら少し上に向け、体勢を整える前に撮影するといいらしい。
言われた通りにすると、撮影がスムーズに。
ベニホンヤドカリ
岩場の次は砂地のヤドカリ探し。
砂の表面を手のひらでサワサワっとしたときに動いた貝を探すのじゃ。
コンタクトを探しているがごとく、砂にへばりつくダイビング。
ず〜っとミノカサゴがついてくるが下しか見ていないので気がつかない。
巻き上げる砂に興味津々(エサのため)のミノカサゴ。
ん?
村井ちゃんも威嚇するウツボに気がつかず、横を素通り。
いたよ、和尚〜〜。
出てこない……。
つんつん。出てこ〜い。
こんにちは。
ツノヤドカリ属の一種
てなわけで、はいつくばった70分。
以前は海藻にハマっていたこともあるむらいちゃん。
動機はいつも「富戸の海のことは何でも知りたい」。
同じように、ヤドカリのことがあまりわかっていないことに気がつき、
富戸の海にどれくらいのヤドカリがいるのか知りたくなってヤドカリにハマると、
全国に同志がたくさんいることを知る。
※ヤドカリ好きのガイドさんが集まる《IHC》に参加し、せっせとデータベース作り。
「ヤドカリが好きになると、ダイビング中、暇な時間がなくなる」と村井ちゃん。
浅瀬にも多いので安全停止中にも探せるし、
新発見の可能性が誰にもあるのも魅力とのことじゃ。
ガイドブック発売をきっかけに、
見向きもされなかったウミウシが注目されたが、
同じように、コレクター心をくすぐり、見た目もかわいいヤドカリ。
データベースが集まって、ガイドブックや図鑑が出れば人気爆発間違いなしだと確信。
興味のあるお主! 先取りしたいお主!
村井ちゃんのヤドカリ講座に参加してみるといいぞ。