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指2本で水中撮影!? 水中モードで手軽に高クオリティー  ~ミラーレス一眼E-M1 Mark II レビュー~閲覧無制限

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器材(カメラ)
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そろそろ取材時の水中撮影用カメラを変えようと、あれこれ悩んでいた時、嬉しいイベントがあった。

「水中フォトスペシャルDay in 伊豆海洋公園ダイビングセンター & OLYMPUS」という企画で、デモ機40台以上をそろえている上に、開発にも携わっている水中写真家・清水淳さんのフォトセミナーも受けられるとあって、すぐに申し込んだ。

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自分がオリンパスユーザーな理由
手軽に結果と“ダイバーの味方”

イベントはあいにくの天候と海況であったにもかかわらず、ダイビングショップを通じて多くのダイバーが参加し、清水さんの話に熱心に耳を傾けていた。

ミラーレス一眼の上位機種からコンパクトデジカメまで、幅の広い層が参加できることが、まさに、「写真が撮りたい人なら誰でも手軽に使える」というコンセプトを表している。

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通常、コンデジユーザーにとっては一眼レフのセミナーは難し過ぎて、反対に、一眼ユーザーにとっては、コンデジ向けのセミナーは情報量が足りない。しかし、最大公約数的な“核”の部分だけを知ってもらえれば、誰でも手軽に撮れるというのがオリンパスの姿勢。

もっといえば、「誰でも手軽に水中が撮れる」というコンセプトのもと、長年、水中撮影に取り組んでいるパイオニア的メーカーで、そういうスピリッツ的なことから、ダイビングで飯を食っている人間としては、実は、これまでもずっとオリンパスユーザーである。

そして、「撮れる“ライター”」を目指す自分としては、ある程度カメラ任せで結果が出て、小さくて手軽なミラーレス一眼が最初から狙い目。
一眼レフよりかなりリーズナブルなのも魅力。

となれば、カメラグランプリ2017 で、大賞、レンズ賞、あなたが選ぶベストカメラ賞の3冠に輝いた、ミラーレス一眼のフラッグシップであるE-M1 Mark II を使ってみたい。早速、防水プロテクター PT-EP14とともにこの機会に使ってみることにした。

水中モードで手軽に高クオリティー
操作は、たったの指2本!

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清水さんの最初のひと言は、実に明快かつ、オリンパスのコンセプトを表していた。

「絞りやシャッタースピードは考えないで、水中モードで撮りましょう。人間がやるのは光の2つのコントロールだけ」

一眼レフのメリットは、絞りやシャッタースピードを自在に変えるマニュアルモードともいえるが、それをカメラに任せてしまおうという大胆な提言である。

水中モードにすると、オリンパスの考える“水中に最適なホワイトバランス(ざっくりいうと色)”になり、シャッタースピードと絞りも勝手に判断してくれる。ダイバーがやることは、フラッシュで被写体に当てる光の量の調整し、カメラ本体で写真を明るくしたり暗くしたりするだけ(補正)。

オリンパスの水中専用フラッシュは、カメラのダイヤルでコントロール可能なので(RCモード)、ダイバーは親指と人差し指で、ダイヤル2つをグリグリ操作するだけで、質の高い水中写真が撮影できてしまうということだ。

初めての撮影&1発勝負
結構、撮れていませんか?

清水さんのレクチャーを受けた後、早速、初めてのE-M1MarkⅡで水中撮影にトライ。
言われた通り、水中モードにして、2つの操作だけに集中することに。

海況も悪く、1本勝負。
そして、初めての撮影にしてはどうでしょうか?

■ワイド
PA140077

■マクロ
_A140114

他人の写真であれば、「初めてでこれだけ撮れればすごいですよ!」というところだが、自分では言いづらいので(笑)、皆さん、判断してください。

初めての撮影で、これだけ撮れてしまうことに驚き。
カメラの知識がなくても、カメラの力を借りれば、誰でも、これくらい撮れると思う。

むしろ、カメラの腕より、ダイビングスキルやフラッシュの位置の方が重要かも。
そういう意味では、それなりに潜っているダイバーで写真に興味があれば、いきなり結構、撮れてしまうはずだ。

“質が高い”をどう考えるかがポイント
自分にはぴったりのカメラだった

もちろん、すべてをカメラ任せで、ホワイトバランスまで決められている“水中モード”で撮影することに抵抗ある人もいるだろう。

ただ、一眼レフよりかなりリーズナブルで、マニュアルを手足のように使いこなせるレベルまで求めない自分のようなダイバーには最適。基本、水中モードで撮って、必要な時だけマニュアルを使えればよい。

また、大型海洋哺乳類など、接近しないといけない被写体の場合、コンパクトさを優先したいし、旅の荷物を考えても、ちょうどいい。

費用対効果や手軽さを考えると、この最強のオートマ車ともいうべき、ミラーレスのニーズは意外と多いはずだ。

たった1回ではわかることも少ないので、しばらく使ってみることにした。

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