海外でのお買い物とオーダーもストレスフリーに!~あっこのワンポイント・ダイビング英会話~

I’m just looking
アィム・ジャス(ト)・ルッキン(グ)

みなさんこんにちは。
せっかく旅行に行ったなら、ダイビングだけでなく買い物も楽しみたいですよね。
でも、お店に入ると「May I help you?」と聞かれたり、土産物街などでは立ち止まるたびに声をかけられたりしますが、特に何かを探しているわけではないときは、どう答えるか迷ってしまいませんか?

I'm just looking.

I’m just looking.

ほかにも、長期の旅行で、目的地に到着したものの予定が決まっていないとき、もちろん日本から持ってきたガイドブックも役に立ちますが、案内所や現地に直接見に行ってから決めることもあるかと思います。
お店の前で中の様子を伺おうとウロウロしていると店員さんが出てきて声をかけられ、オロオロしてしまったという経験、ありませんか?

そういうとき、大体の場合は”May I help you?(何かお探しですか)”と聞かれますが、ただ見ているだけなら、”I’m just looking.(見てるだけです)”と答えればOKです。
日本語だとばっさり断るのは悪い気がするかもしれませんが、英語の場合はその方がお互いすっきりします。
あたまに”No thank you”を付けると少し丁寧になります。

どちらにしても、最初の”How are you”の回で紹介したように相手の顔を見てにこやかに答えるとよいと思います!
無視したり、黙ってうつむいたりすると、後で本当に何か聞きたいときに気まずくなってしまいます(笑)

でも、しつこい客引きや物売りには、にこやかに対応する必要はないのでハッキリ”No!”と一喝してやりましょう。
日本語で「要らない!」と答えるのも意外と効果的です。
(私も、日本人だと知って寄ってくるしつこい客引きによく使っています…)

また、お店を数件回って、比べてから決めたいときなどは
“Can I have a pamphlet?(パンフレットをください)”
“I’ll(We’ll) think about it.(検討してみます)”
“I’ll(We’ll) come back later.(また後で来ます)”
を使うと便利です。

実際に申し込むときや買うときは、”○○+please”で「○○をください」、「○○をお願いします」という意味になります。
たとえば、翌日の2ボートダイブを2人で申し込むなら、
“Two boat dives for two people tomorrow, please”
です。

Lサイズの赤いTシャツを1枚買いたいなら、
“One red T-shirt in size L, please”
です。

余談ですが・・・
Tシャツであろうが、ウェットスーツやフィンのレンタルであろうが、ファーストフード店での飲み物の大きさであろうが、サイズを伝えるときは、S、M、Lだけだと通じない場合もあるので注意してくださいね。
必ず、”size S”などと”size”をつけるか、”small”、”medium”、”large”などと、略さずに伝えてください。
“XS”は”extra small”、”XL”は”extra large”、”XXL”は”extra extra large”です。

支払いの際は、”Cash or charge?”と聞かれたら、現金かクレジットカードどちらにしますか、という意味です。
ちなみに、日本ではメジャーなJCBカードは海外では使えないことも多いようなので、
カードで払いたいときは、申し込むときに”Do you take JCB?(JCBは使えますか?)”
と確認しておくとよいかもしれません。

“I’m just looking”を覚えて、旅先でのウィンドウショッピングやお店選びもストレスなく楽しんでくださいね!

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PROFILE
広島県生まれ。父親の転勤で小中学生時代の6年間をアメリカで過ごす。
東京大学農学部卒業後、翻訳会社勤務を経てフリーランスの翻訳/通訳者となり、現在は技術系の翻訳やエンターテインメント業界での通訳を主としている。

特技はどこでも現地人になじむこと。
言葉は違っても心は通じるはず!と勝手に思い込み、笑顔で入りこんでいきます。

好きな海はミクロネシアのチュークと御蔵島。
この出会いがダイビングを始めるきっかけとなり、いまではすっかり魅了されています。
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